マインドマップでウニを徹底分析
そしてウニしかいなくなった
結婚の条件に元旦那からは『家庭に入る事、つまり働かない事』
私からは『喧嘩しても、絶対に暴力は振るわない事。一度でも手を挙げたら、離婚する』だった。
結婚生活は、二人目が授かり 長女が幼稚園に通うようになった頃から 義実家や義兄嫁からの借金の申し入れが始まり、それを私の立場では断る事が出来なかった。
貯金がすぐに底をついた。
元旦那は、ローン会社から借入を始めた。
キャッシングを独身時代にした事などない私は抵抗があったけど
元旦那の『〇〇家を守る為』という気持ちと
『20代に、何百万も借入下けど ちゃんと一括返済した』という、今なら この時点で危険な事だとわかるけど、 生活費もなく一社だけなら
と、納得してしまった。
これが、なかったら私の人生
違ってたんだと思う
気付けば、元旦那名義のローンは7社
元旦那名義で作れなくなると、私名義が5社に
お金もないのに、義実家や義兄嫁からの借金の申し入れは、ずっと続いてたし
返済もなければ、お金のない人からの取り立ても 出来なかった。
家計は、ローン返済の自転車操業
それなのに、元旦那は呑んで歩いたしパチンコもした、浮気もした。
子ども達の栄養は、給食で補ってるような
そんな時が長く続いた。
もう、元旦那の結婚の条件の『家庭に入る』という状況ではなくなってしまった。
元旦那は、私の実家や親戚からお金を借りようとした。
なんで、嫁ぎ先の実家の為にと貸したゆえに自分達の生活が逼迫し 私の実家に……
と、情けなかった。
「〇〇家を守るって…私達の家庭を壊してまでする家❓
私…実家に電話出来ない」
「お前に、〇〇家の事に口出しする権利はない!
私達の家庭❓
俺が稼いだ金は、俺のだ!文句あるのか❓!」
情けなかった。悔しかった。
隣のハマ子さんの弟の孫が、私の長女と同じ幼稚園で
その弟の子どもが娘さん一人
私と同じ歳、みちえちゃん。
最初に友達になった人。
私は、みちえちゃんに相談した。
私はウニが大嫌いだ。
触れるだろうか…という不安があったけど
子ども達を食べさせなければならない。
夕方、パチンコから帰った元旦那に
仕事の話しをした。
元旦那は「まぁ、春までならな!冬は、俺の収入がないから いいぞ」
と、簡単な返事
収入がないって、ただ単に仕事をしないからじゃん!
と、何年言い合いしたか。。。
一応ハローワークを通して面接した。
みちえちゃんは、名前を出していいよ。と言ってくれたけど、出さなかった。
偶然にも、面接を受けた会社の孫が私の二女と同じ幼稚園で同じ小学校だった。
社長室に、見に覚えのある写真が飾ってあり
面接の時、お孫さんと二女の話しで盛り上がった。
お孫さんのお父さんは、専務だった。
そして、社長の次男が工場長。
労働条件も、『二女が小さい(まだ、年長組)し、地元じゃないなら お母さんしか頼れないんだから寂しい思いさせないように』と気づかってくれた。
私は、慣れない仕事を覚えるのに必死だった。
子ども達は協力してくれたし 何より『自分で働いたお金』というのが 物凄く嬉しくて、有りがたくて、
『春までなら』と言われたけど、私は倒れるまで辞めなかった。
私の働いたお金で長女には、テニス用品を
息子には野球用品を、
二女には、寂しい思いさせてるから給料日にはパフェを
みちえちゃんは、先に辞めてしまったけど
やっと私を肯定してくれる人達がいる場所がある。
私の仕事を認めて必要としてくれている。
そう感じたのは、社長が1日の労働時間数が足りない私に失業保険を付けてくれた時。
他の人には内緒だった。
会社の健康診断で血圧が高かった。
この頃、良く食べてたし(かなりの偏食)体重が一気に増えたから そのせいだ!と 気にしてなかった。
その頃から、目眩がするようになった。
下を向いての仕事、両手を上下に振ると 激しい目眩がする。
そして、ついに目の前が真っ白になった。