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『ファミリー・レス』
奥田 亜希子 (著)
￥６９１ 角川文庫
（「BOOK」データベースより）
同じ屋根の下で暮らす女ともだち。ふたつきに一度だけ
会う親子。単純なことばでは表せない“かぞく”。
すばる文学賞作家が切り取る6つの関係性の行方は―。
紡がれるひと言ひと言が心を揺さぶる、感涙必至の短編集。
＜こんな人におすすめ＞
欠けた状態の「家族」を描いた物語に興味がある
家族とは言えないが心を寄せ合って生きる者達の話を読んで
みたい
奥田 亜希子のファン
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(ﾉД`｡)
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ふっと、ひらめいた。
引き寄せの法則とか、
その他、願望実現の方法って
いろんなことをコントロールする法則かも。
感謝が湧いてないのに
感謝しなさい。
感謝は素晴らしい波動だから。
全く喜べないのに
叶ったことを想像して喜びなさい。
喜びの先取りは効くよ。
これが、なかなか難しいんだって！
と思いながら
他の人はどうやらこれでうまくいっているようだぞ。
これができない私って、ダメじゃん。
とりあえず、感謝しよう。
気分悪いけど感謝しよう…
きっと、いいことがあるはずだから…
え？
ジャンプして喜ぶ？
今、そんな気分じゃないのに？
それでも、エイヤ！
ジャーンプ…
バカみたい。
でも、やったほうがよいの？
楽しくないのに？
私、やり方間違ってるのかな。
セミナー、行ってみようかな…
ずっと、ずっと、
考えている。
正解なのかな？
あってるのかな？
みんなと私は何が違うの？
感謝湧いてない。
以上。
全然おもしろくない。
以上。
それだけなのに。
考えて
考えて
考えて
頭で正解を探そうとし続けた。
子供がわめくのは、泣くのは
親が我慢してるからだ、って
ヘンテコリンな理論を正解だと思ってきた。
そういうこともあるのかもしれない。
でも、
でも、
子供って、泣くよね？
泣く生き物よ、人間って！
泣く子供はおかしい。
親が悪い。
私が悪いのか。
泣かない穏やかな子供は素晴らしい！
親が自分を生きているから泣かないんだ。
だから親も素晴らしい！
自分の子供が泣くたびにビクッとした。
あ、私、なんか我慢してるの？
って、自分のこと解体しようとした。
なんで、なんで？
うちの子はこんなに育てにくいの？
私の何が悪いのか。
旦那が育児に関わらないからか？
私の中に不平不満があるのかしら。
まだ見えない、埋もれてる不安が？
ずっと、そんなことをやってきたような気がする。
夫婦は何でも話せて、仲良くないとダメ！
怒鳴りあうような夫婦はだめ！
夫婦喧嘩は悪で
子供がかわいそう。
穏やかで、わかりあえる夫婦がいい夫婦。
じゃあ、うちはダメじゃないか？
それは私が悪いのか
無口な旦那が悪いのか。
もっとお互い向き合わないとダメなのか？
そうやって、なんか責めていた頃があった。
夫婦も子育ても、家族も、
うちは全部ダメだこりゃ、って。
それがね、
８月にみくさのみたからに行って
飯田さんの話を聞いて
180度グルンと、反転した。
子供は泣いた方がいい。
わめいたほうがいい。
夫婦も怒鳴りあうことで、
ストレスを発散できる夫婦もいる。
ベストカップル！
喧嘩することで、晴れやかになる人もいる。
大声出したかったのに出せなかった人
わめきたかったのにわめけなかった人
泣きたかったのに泣けなかった人
そういう我慢をして
命をいじめてきた結果
体が壊れていくんだよ。
心が壊れていくの。
子供は20分くらい
元気な子は40分くらい
泣くか
わめかせる
らいでちょうどよい。
胸が緩むし
命が開く。
子供は命に敏感。
泣く必要があるから、泣く。
わめくことで出したいものがあるから、
わめく。
そして、晴れやかになる。
なのに
それを大人は止めよう、
なだめようとする。
泣くな！わめくな！静かにしてろ！
って。
そのうち、子供は我慢して泣かなくなり
わめかなくなり
命に鈍感になっていく。
命が閉じ始める。
みくさのみたからの後から
私は
息子が泣くのを見るのが
すっごく楽しくなった！
大声あげると、
いいぞ♥️
って思うようになった。
泣いてる子供を見ると
ニコニコしてしまう。
大声で笑う子供も大好きだし
大声で笑う大人はもっと好きになった。
なんて、子育てって
おもしろいんだろう！
楽しいんだろう！
心の底から思えてから
他人の推奨する
素晴らしい子育てに興味がなくなったの。
立派な子育てってなんぞや？
命を殺す子育ては、立派なのか？
親が叱るとか叱らないなんて
そこに子育ての基準なんてなくない？
って。
命の欲求
それ以上に大切なことなんて
あるのかしら？
子供は命の立場に近いの。
親がもっと命の立場に立てたら
見える世界はガラッと変わると思うよ。
かつての私のように。
wai
反転の中心で愛を叫ぶ
『ファミリー・レス』
奥田 亜希子 (著)
￥６９１ 角川文庫
（「BOOK」データベースより）
同じ屋根の下で暮らす女ともだち。ふたつきに一度だけ
会う親子。単純なことばでは表せない“かぞく”。
すばる文学賞作家が切り取る6つの関係性の行方は―。
紡がれるひと言ひと言が心を揺さぶる、感涙必至の短編集。
＜こんな人におすすめ＞
欠けた状態の「家族」を描いた物語に興味がある
家族とは言えないが心を寄せ合って生きる者達の話を読んで
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