独り パソコンと音楽創造する
早朝お散歩日記GT
この日の朝日さんは、住宅街の向こうから少しぼんやりとした表情で挨拶をしてくれました。
この朝日さんからは「住宅街にも関わらず逞しく生きる植物を見習い、太陽の日差しの眩しさに日々を感じるべき」との、何となくしか理解出来ないメッセージを感じました。
このブログはこんな感じで過去に写した朝日さんからのメッセージを皆さんにお伝えをし、その後から過去の僕の何気ない早朝のお散歩の風景のご紹介をし、最後の方に僕が過去に趣味で楽しんでいた『俺のオシャレ』のご紹介をしているブログです。
今日は緑と赤のコントラストが眩しい男のオシャレのご紹介をしますので、今日も最後までこのブログを読めよ。
ではでは・・・今日も2013年8月の早朝の公園へとタイムスリップ・・・
ミストノスケ
「むむむむ・・・完全なる格上の相手に対してもあの強気なセリフ・・・何か秘策を思い付いたのでござるな・・・」
(2本の足で看板の上に立ち尻尾で後ろの木にもたれているので超バランスではありません・意味の解らない人は『早朝お散歩日記GT・その5』
を読んで下さい)
いかにも武士っぽい喋り方でちょっとした解説をするミストノスケ!の言う通りファイバー5000とイチゴオレちゃんには何か秘策でもあるのでしょうか?
イチゴオレちゃん
「こいつ!胴体と頭は鉄製だけど腕と脚と尻尾はVA1.6×2芯だから私達でもぶった斬れるはずよ!」
ファイバー5000
「よっしゃ!ほな先ずは腕と脚と尻尾を斬り落とすぞ!」
デンコウハマー
「ぎゃおお〜!うだうだ言ってないで早くかかって来い!」
(左上にボヤっと写り込んでるのは僕の指やと思うから気にするな・ちなみにどのキャラも腕と脚と尻尾はほとんど電線です・イチゴオレちゃんのストローの脚にも電線が入っています)
イチゴオレちゃんが言う『VA1.6×2芯』って名称の電線!建築物の配線工事に使用する電線は針金みたいにクニャクニャと形を作れるからキャラのパーツには超便利!の腕と脚と尻尾に攻撃を定めた2つ!この秘策はちゃんと成功するのだろうかあ〜!?
ファイバー5000
イチゴオレちゃん
「おんどりゃ〜!私は尻尾を斬り落としてやるわ!」
ツカミッ!ツカミッ!
デンコウハマーが右手と尻尾で刀を摘んだ音
デンコウハマー
「ぎゃおお〜!こんな攻撃!あれだけ大きな声で喋っていれば防御して当然だぜ!」
(いきなり場所が変わった理由・デンコウハマーにイチゴオレちゃんの刀を尻尾で掴ませると安定が悪くて立てなかったの・それで首を木の枝で支えて立たせているのだ)
ダメだあ〜!起死回生の秘策もデンコウハマーには筒抜けであっさり防御されちゃったあ〜!やっぱり秘策を大声で喋るのは控えるべきなんだあ〜!
デンコウハマー
「ぎゃおお〜!なかなかカッコいい刀だな!今からこの刀でお前らを切り刻んでやるぜ!」
イチゴオレちゃん
「ヤバいわよ!ファイバー5000!今からどうするの!?」
ファイバー5000
「そんなもん俺らは正義のレギュラーキャラや!しかも主役の2つやったらやる事は1つしかないで!」
(僕の影が写っています・他は特になし)
ヤバいよヤバし!頼みの綱の『癒しの刀』と『怒りの刀』を奪われてしまったぞ!そんな大ピンチの状況でも正義の主役として自覚しているファイバー5000!みんな!こんな健気な主役に大きな声で『頑張れ〜!』って応援してあげて〜!
イチゴオレちゃん
「って!結局は逃げてるのよね!」
ファイバー5000
「違う!ええ作戦を思い付いた!俺がおとりになってあいつを誘導するからイチゴオレちゃんはあのシーソーに登ってくれ!ほんであいつが真下に来たらシーソーを思いっきり落としてくれ!」
イチゴオレちゃん
「分かった!ナイスアイデアだわ!」
(えっとね・ファイバー5000のセリフの薄い色の極小文字の部分は『ええ作戦』の内容が載っているのだ・でもデンコウハマーに聞こえたらあかんから白の次に薄い色の極小文字にしたんだよ)
うおっと!今度の秘策は読者さんにも㊙︎っぽい作戦!ちょっとは賢くなったかも知れないファイバー5000のこの作戦に期待しようじゃありませんかあ〜!
ファイバー5000
「あかん!もう追い付かれた!もう逃げるんは諦める!そやから昇天させられる前にあんたの武勇伝を聞かせてくれ!できたらそこの壇上に乗ってからお願いするわ!」
デンコウハマー
「ぎゃおお〜!潔いガキだぜ!お前が望むなら冥土の土産に1つだけ俺の武勇伝を聞かせてやる!しかも壇上の上からな!」
(住宅街のど真ん中にある公園だけに回りの道は早朝から車の往来が多いです・でも車ならこんな光景を見られても一瞬なんで何も気にならん)
うお〜っと!薄い色の極小文字の作戦どおり見事にデンコウハマーを定位置に誘き寄せたファイバー5000!次はイチゴオレちゃんの活躍に期待を膨らませようじゃないかあ〜!
デンコウハマー
「ぎゃおお〜!俺は昔ステップル(電線を固定するコの字型の釘)を叩きながら人間の指を何回も叩いた事あるんだぜ!」
ファイバー5000
「え〜!人間の指を叩くなんか普通のハンマーやったら無理やで!やっぱりあんたは凄いハンマーや!」
イチゴオレちゃん
「やっと着いたわ!」
(電気工事士あるあるその①・電線を固定する『ステップル』って釘は短いから打ちにくくて慣れるまでよく指を叩きました)
よし!イチゴちゃんも㊙︎作戦の定位置にスタンバイ!後はタイミングを見計らってシーソーを『ギッコンッ!』と落とすだけなんだぜ!
ファイバー5000
「なあ!あんたやったらもっと武勇伝を持ってるやろ?どうせやったらもう一つぐらいその武勇伝を聞かせてくれや!」
デンコウハマー
「ぎゃおお〜!仕方がないな!もう1つだけだぞ!俺は狭くて暗い天井裏に1つぼっちで置き去りにされても泣いた事は1回もないんだぞ!」
(電気工事士あるあるその②・リフォームや改装工事に行った際に天井裏に道具を忘れる事があります・一番に忘れがちなのは『ケーブルキャッチャー』だと思います)
ん?イケメン作者のおっさんが(注釈)で言っている『ケーブルキャッチャー』ってなんぞや?より〜も!今だ!イチゴオレちゃん!憎きデンコウハマーの脳天にシーソーのバッタンッ!攻撃を喰らわせてやれ〜!
イチゴオレちゃん
「くたばりやがれ!定価3000円ぐらいする無くすともったいないハンマーめ!」
トビオリル〜ンッ!
イチゴオレちゃんがシーソーのボルトナットを尻尾の洗濯バサミで挟んで飛び降りた音
(ケーブルキャッチャーって道具の説明・をしようと思ったけどめんどくさいから自分で調べろ)
くそ!不親切な(注釈)はスルー!巧い!落下荷重を利用したイチゴオレちゃん!あのシーソーの端の鉄の出っ張りが脳天に直撃すればいくら頑丈なデンコウハマーもノーダメージで済まないはずだあ〜!
リトルブルー
「へっ!やっぱりあの2つじゃ荷が重過ぎるようだぜ!」
(公園の外からでも目立つ滑り台の上です!その目立つ場所でセッティングに根気が必要な超バランスです!難易度⑦・この頃になると人目が気にならなくなった度⑨の超バランスです)
今日も素晴らしいバランス力を披露するリトルブルー!イチゴオレちゃんの快進の頭脳攻撃なのになんで『荷が重過ぎる』なんて言っているのかなあ〜!?
「ダメ!私の体重じゃ軽すぎてシーソーはビクとも動かなかったわ!」
ファイバー5000
「あかん!イチゴオレちゃんの体重まで計算に入れてなかった!こうなったらあいつが『昔のワル自慢』をしてる間にコソッと逃げるぞ!」
デンコウハマー
「ぎゃおお〜!ある時なんてヘッド部分に鳥みたいな落書きをされたまま作業を頑張った事もあるんだぜ!」
(昔の見習い時代に仲良しの先輩のハンマーの尖ってる方をクチバシにして鳥の顔みたいな落書きをした事があります・しかも油性マジックで)
何てこった!いきなりシーソーの近くから滑り台前の砂場に舞台が変わるなんて何たる雑い展開だ!しか〜し!まだ『お散歩日記・GT』2回目のバトルなので大らかな心で次のシーンを見てあげて下さ〜い!
リトルブルー
「へっ!やっと俺の出番が回って来たようだぜ!」
(超バランスです!斜めになってるは設置面は丸まっている滑り台の手摺にリトルブルーが本当に滑り降りているように見える難易度⑩点満点・演出度⑩点満点の超バランスです)
今まで静観をしていたリトルブルーがついに動きを見せたぞ!これでこのバトルの行方も混戦を極めそうだねえ〜!
イチゴオレちゃん
「今の内!今の内に安全な場所に隠れましょ!」
ファイバー5000
「おう!あんなアホな輩は自分の自慢話を始めたら回りが見えんようになるからな!」
デンコウハマー
「ぎゃおお〜!ある時なんて後頭部(尖った方)でゾンビの頭に突き刺さった夢を見た事もあるんだぜ!」
(何に付けても自慢話をする人って他人の話には耳を貸さず誰も興味のない自分の事を話し続けますよね・僕はリアルの世界では気になる人に対しては先ず相手を知る事から始めます・以前にブログを投稿していたアカウントでも先ずはじっくりと相手のプロフとブログを読んでコメントを入れたし・そうこうしてコメントのやりとりをしてたら何人もの女性から『人気者のKENさん』ってメッセージをもらえたし・ブログの更新をするたんびに10人以上の女性ブロガーさんからコメントをもらえた時期もありました)
そうだ!今は逃げるが勝ち!リトルブルーが行動を起こしたからにはなりふり構わず逃げて逃げて自分の安全を確保するんだあ〜!
(誕生日に更新したブログなんか30人以上もの女性からお祝いのコメントをもらえた事もあったし・たまに素顔っぽいメイク写真を乗せたら『イケメン』ってコメントを入れてもらえた事もあったし・まだSNSが普及してなかった20才代の若かりし頃には初対面の人からは「初めまして」の挨拶と同じぐらいに「男前やなあ」「男前ですね」って言われてたし・二十歳過ぎまで身体を鍛えるのが趣味の時期があって「いい身体してる」なんか何回も聞いてたし・今でも筋肉質な身体はプチ自慢の1つなんです・続きの説明は次の画像を挟んでから)
おい!もういい!外野の(注釈)はもう黙っていろ!誰か!誰か!この勘違いおっさんがお散歩に無関係な戯れ言を(注釈)に入れるのを止めておくれえ~!
ミストノスケ
「子供サイズのペ○スをしたおっさんは大口を
かずに黙るでござる・・・」
シュン・・・
イケメンブログ製作関係者のおっさんが落ち込んだ効果音
よし!ナイス!ミストノスケのマジツッコミ!少しは反省したなら今からはお散歩の説明に力を入れろよ!このお散歩をした当時は40才で現代は45才のスネ毛ボーボーおっさんよ!
ファイバー5000
「ふう〜!ここやったらデンコウハマーも嫌がって寄って来んやろ!イケメンカメラマンのおっさん!子供サイズのペ○スでもこうやって役に立ってるねんから気にすんなよ!」
イチゴオレちゃん
「そうよ!男は見た目より中身で勝負よ!ってより・・・ファイバー5000!あれを見てよ!」
(ファイバー5000とイチゴオレちゃんの避難所以外にも女性読者さんの目の保養にも役立っています・それに勃てばリアルでも女性の夜に役立つよ)
このブログは子供向け書籍化を夢見ているブログなのに不適切な下ネタの(注釈)は無視!してと・・・イチゴオレちゃんは何を見て驚いているのかな?
リトルブルー
「へっ!早朝の運動がてらにちょっくら遊んでやるよ!」
ギラリンッ!
リトルブルーの尻尾の剣が輝いた音
デンコウハマー
「ぎゃおお〜!なんだお前?」
(超バランスです!ハンマーを縦に立てた上に小さいホウキが立っています!仕込みなしです!難易度に数字を付けられない『テレビに取材されてもおかしくない度①』の超バランスです)
凄い!凄過ぎるリトルブルーの超バランス!このシーンの事しか頭になかったからいきなり『シーソーの近く→滑り台の前』になったとしても!ほぼ全部が鉄の塊にほぼプラスチック製のホウキが勝てるのだろうかあ〜?
ミストノスケ
「うむむむ・・・リトルブルー殿が『尻尾の剣』を見せたからには我の出番はチャチャ入れのみでござるよ・・・」
(ファイバー5000の頭とミストノスケの右手に歯ブラシが付いている理由・それまで使っていた電動歯ブラシが壊れたから)
そっかそっか!新しい電動歯ブラシには合わなかったんですね!なんてキャラ製作秘話より~も!リトルブルーの戦闘力に絶大な信頼を寄せるミストノスケ!いよいよこの公園でのメインバトルが幕を開けるっぽいぞ〜!
「へっ!代々続く掃除屋一族の戦闘力を見せてやるぜ!」
デンコウハマー
「ぎゃおお〜!たかだか100均のホウキに3000円の戦闘力を思い知らせてやるぜ!」
(へっへっへっへ・実を言うともうこのバトルの結末は考えているんだぜ・あ!さっき説明するんを忘れてたけどリトルブルーの尻尾は両刃の剣になっているんだよ)
さてさて・・・以前と少し変わったブログの書き方のシステムについてはかなり理解が出来ながらも・・・過去と違って「スマホからペタを入れるにはプロフィールにしか無理?」との疑問を抱きつつも・・・不思議な不思議な超生物のお散歩はまだまだ続く予定です・・・続く。
と、今日は早朝の公園でシーソーと滑り台で遊ぶ40才のおっさんの戯れにお付き合い頂いたところで、そろそろ過去に僕をシダホネった名作『俺のオシャレ』のご紹介いたしますね・・・
《シダッKEN》
メイクアイテム
仙台で独り暮らしをしていたワンルームアパートの裏に生えていたシダ植物。
コーデアイテム
鼻の下にワンポイントとして豚足の骨。
撮影秘話❶
僕の地元では山にしか自生していないシダ植物なのに、住宅街のアパートの敷地に生えていたのには少し驚きました。
撮影秘話❷
朝日をバックにしていない写真もあったけど、こっちの方が写真写りが良かったです。
撮影秘話❸
シダ植物って原始のイメージがあるので、鼻の下に豚足の骨を付けました。
撮影秘話❹
後ろに写っている高級車は今も乗っている僕の愛車です。
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ネットで読みました。
肢体不自由児のための施設「ねむの木学園」を創設した宮城まり子さんにインタビューをするお話です。
施設を創設した理由は、障害を持っている子供の役をやって、いろんなところに勉強しにいくうちに、障害を持った子供たちが学ぶ学校がないと気づいたそうです。
あの子たちが泣いているのに放っておいていいのかという、そんな気持ちだけではじめたそうです。
施設を続ける事も大変だったでしょうに・・・。上手く皆さんに伝えられないですが、本当に感謝しかありません。
以下、記事を添付します。
半世紀前に、肢体不自由児のための施設「ねむの木学園」を創設した宮城まり子さん(91)。インタビューの最後は、障害者の自立について聞いた。
ねむの木の子供たちの多くは、身体だけでなく知的障害があったり家庭環境に恵まれていなかったりで独り立ちは難しい。だが宮城さん自身が、これまでに子供たちから多くのものを受け取ってきたという。
――子供たちの自立について、どう考えていますか。
「大変難しい。大変難しいから、自立はみんなで助けないといけない。お茶ができて、歌もできて、絵も描けて。いっときの間なら、自立できると思いますよ。でも家族もいなくて、病気になったらだれが面倒を見るの?」
「一方でみんなに助けられるのが、障害をもつ人の特権みたいに思ってはいけないわね。(だれかのことを)手伝える自分に余裕があるということも知っていないといけない。それを学ぶのが学校じゃないの?」
■「やさしいことは強いのよ」
――最近は義足や車いすの発達によって、障害者のなかでも、自立できる人と難しい人にはっきり分かれてきているのではないですか。
「ねむの木にも、全部手伝ってもらわないとできない子がいれば、(少し手伝ってもらえば)何とかやっていける子もいます。でも普通の人だって、ご飯食べていくのは大変よ。私だって、自立できないもん。会社に行って、仕事して、時計みて、家に帰って、ご飯の支度してなんて、できないもん」
――まり子さんは、別の何かを世の中に与えてきました。いろいろな与え方が、皆それぞれにあるということですね。
「(体が)悪ければ、ああ、そんなに悪いんだから手伝わなきゃというものを与えているんじゃない? うーん、私の言い方が悪いわね」
――ねむの木には「やさしくね、やさしくね、やさしいことは強いのよ」という言葉があります。それが、一つの答えですか。
「私が言い出した言葉です。やさしくしてあげたら、やさしかったら、(だれかに)いじめられても、何かされても、許すことができるでしょ? 許すことができるというのは自分に強いということじゃないかしら」
――困っている人を助けることで、自分自身が強くなれるのですか。
「強いかどうかは分からない。私自身がそう思おうと努力しているの。今も、いつも。本当は私、(自分にひどい仕打ちをした人を)許せない人なの。(自分は許すことができると)そう思うことで一生懸命、努力して生きているの」
ねむの木の開設準備のため、舞台の化粧のまま役所に行ったことも
「私、車いすに乗っているでしょう。こんな小さい子が、押してくれるもんね。その子は(自分一人では歩けないから)車いすにつかまって歩くの。ふだん(だれかに)だっこしてもらっているときより、ずっと誇り高いよ。だから私、押してもらうの」
――ねむの木では、そうやって子供たちが助け合っているのですか。
「みんな性格が違うから、一緒にはくくれない。こっち向きの方がいいという子もいるし。でも団体で住んでいるからこそ、『ねむの木さまのお通りだ』って、強く、一緒にこの細道を通っていけるんじゃないかな。そろいの制服を着て皆で歩いていく方が、ばらばらの汚れた服を着ているよりいいじゃないですか」
――ねむの木の展覧会には多くの人が訪れます。絵を通じて、パワーを与えているのではないですか。
「パワー、大きいですよ。子供たちの絵を見て勇気が出たとか、死ぬのをやめたとかといった声をお客さまからいただく。ありがたい。あの子らが人に奉仕しているんだもんね」
■泣いている子、ほうっておけず
――今から半世紀前。女優として忙しい毎日を送りながら、ねむの木学園を始めようと思ったきっかけは何だったのですか。
「私は女優として、ちっともすばらしい人じゃなかったの。でも歌や芝居がヒットしたおかげで、車に乗ったり、大切にされたりして。自分で思ったの。不思議だな。なぜだろう?」
「私は障害について、何も知らない女優でした。親戚にも周囲にも(障害を持っている人は)いなかった。それが、たまたま障害を持っている子供の役をやって、いろんなところに勉強しにいくうちに気付いたんです。不思議だな、(障害を持った子供たちが学ぶ)学校がないって。あの子たちが泣いているのに放っておいていいのかという、そんな気持ちだけでした」
■吉行淳之介さんとの約束、今も
――パートナーである作家の吉行淳之介さんと3つの約束をしたそうですね。1つは愚痴をこぼさないこと、2つ目はお金がないと言わないこと、3つ目はやめないことでした。亡くなった後も、その約束は続いているのですか。
「厳しいね。そのときは、厳しい優しさと思わなかったの。ああ、淳ちゃんの許可をもらってうれしいと。でも、やめるというのは死ぬことでもあるでしょ? 死んじゃいけないんでしょ? でも、いいかげん年をとった。百歳になっても夢見る人であり続けるみたいで、体がついていかないから、今つらい」
――まり子さんが亡くなった後もねむの木が続くのであれば、「やめない」ことになるのでは。
「分かんない。私が死んだら」
――引き継ぐ人がいれば続
のではないですか。
「見つかったらいいね。欲しいね」
――これまでねむの木に勤めた職員のなかに、後継者はいなかったのですか。
「定年になったら辞めていくからね。なかには自分で学校つくったり園長になったりしている人もいるよ。この前の運動会のときも、たくさん来たよ。『おーい、元気かよっ』て言うと、『元気です』『ありがとうございました』って。(自分のところの)子供をみてほしいという話が一番多いかな」
――まり子さんは自ら、絵やダンスを子供たちに教えてきました。別の人に、まったく同じように運営できますか。
「うーん、それはないね。だって運動会も(子供たちのコーラスやダンスによる)コンサートも、演出して、たくさんの人に来てもらったり見てもらったりできるのは私だけだから」
――50年続けてきて、達成感のような気持ちはありませんか。
「私なんかがこんなことしてよかったのかしら、これでよかったのかしらと、いつも思っています。それを生意気にしゃべっていることも、これでいいのかと思っています。今になって、恐れ多く感じます。こんな思い上がり」
――子供たちの成長は励みになるのではないですか。
「(感じる心を)持っていてくれるように何人かはなってくれて。すべてなげうって(ねむの木を)やろうと思った気持ちが少しかなってうれしい」
――子供たちのこれからを考えると心配ですね。
「それ考えると、つらい。立つことのできない子がたくさんいますけど、この子たちをどうしてあげたらいいんだろうと思って。だから、もっと、もっと、生きなきゃなんないわね」
<聞き手から>
■自らの主張、声高に語らず
宮城さんのインタビューには1年近くをかけた。自らの考えを声高に語ることを宮城さんが嫌ったため、何回かに分けて少しずつ話しを聞いた。
ねむの木から巣立った子供もいれば、今もねむの木で暮らす子供もいる。宮城さんは一人ひとりについて、「これでよかったのか」と自問自答しているようだった。
一方で冗舌だったのは、パートナーだった吉行淳之介さんとの思い出だ。毎日自室に帰るたび、心のなかで吉行さんに「ただいま」と語りかける宮城さん。
「今日はしんどかった」と訴えれば「大丈夫かい?」というように、都合よく返事があるという。亡くなって四半世紀たった今も、宮城さんの支えになっている。
日経新聞より
独り おっ!サンテレビ
潤 Side
「…なに?」
ずっと翔さんが俺の指を撫でながらじっと見てる。
「指がどうかした?」
「…あ、いや別に…」
2人でシャワーを使って、シーツを替えて、でもまだ裸のままで向かい合わせに寝転がってる。
翔さんは穏やかな顔をしている。本来この人は、こういう人なんだろうな。ワルぶってた翔さんもカッコよかったけど、優しく微笑んでる彼も、いくら見ても見飽きないくらい綺麗だ。
「…あのさ。」
「うん?」
「…やっぱいい。」
「え?翔さん、なあに?言ってよ?」
「……あのさ。」
「うんうん。」
「…指輪、とか。……買ったらお前、使う?」
「へ?」
指輪?!
翔さん、俺に指輪くれるって話?
「……やっぱいい!」
「やっ!使うよ!使うから!翔さん、俺に買ってくれるの?」
「……」
「使う!ねえ、買って!買ってよ、指輪!俺欲しい!」
翔さんは何とも気まずそうな、困ったような顔で、
「ホントに使う?使わなくてもいいよ?」
「やっぱ止めよ」
「いや、別に指輪じゃなくてもいいんだけど」
とかずっとグズグズ言っていた。
ねえそれって、ペアで買ってくれるんだよね?
意外にロマンチストな翔さんにちょっと笑ってしまうけど、俺への気持ちを何か形で示そうと考えてくれてるのが嬉しくて、俺のことこれからずっと愛してくれるんだなあ、ってすごく幸せな気持ちになった。
じゃあそれは左の薬指につけちゃおうかな。
それで2人で、マスターのところに顔出しに行こうよ。
そんで、あの店のお客さん全員の前で、2人で熱烈に、誓いのキスをしよう。
そしたらもう、翔さんは俺のものだって、みんなにわかるでしょう?
もしかしたら俺、このカッコいい翔さんを独り占めしたってお客さん全員に怒られるかもしれないけど。
でもマスターだけはきっと、よかったね、って言ってくれると思うよ。
「ね、だから行こうよ。」
「……お前はホント、何もわかってない。」
怒られるのはコッチだよ、って呆れ顔した翔さんが、おデコに優しいキスをしてくれた。
「お前は誰にも見せないよ。俺のモノだから。」
「…翔さん、意外に甘いコト言うよね。」
「うるせえな」
「嬉しいからいいよ。」
だから俺からも、甘いおねだりしていい?
俺はゆっくりと翔さんの首に腕を回し、精一杯甘い顔をして囁いた。
「ねえ。もう一回、キスして?」
So gimme one more kiss…
☆The END☆
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いろんな感情にアップダウンする中で、お話読んでくださってありがとうございます♡
お話読むと癒されると言って下さる方がいるならば、私も心のリハビリ兼ねて書いてみよう、と思ったら、アッサリお話1つ作れました(^_^;)
お昼の更新から連載しますね♡
短めでわりとほのぼのした話になったので、楽な気持ちで読んで頂けるのではないかと思います。学生ネタです。タイトルを今考え中です。
今回途中でコメントお返しできてなくてすみません!お話の感想には少しずつお返事しようと思ってます(*^^*)
泣いてるコメントは、しかとお気持ちを共有させて頂きました!少しずつ、傷が触れるくらいに癒えて、やっぱり大好きなグループだわ、と、着地できますように。
まだまだ嘆きのコメント入れてもいいですよ〜。慰め合いましょう。私ももうお返事できそうです。