知らないと損するドクター

我が子モリー（小1、女子）の発達障害（ADHD）について書いています。

特別支援学級（情緒）の在籍です。

モリーの【頻尿話】の続きです。

何度もスミマセン。

吉報です。

ちょっと進展があったので報告です

束の間かもしれませんが・・・・

あんだけひどかったのに、

頻尿が落ち着きましたのよー

おしっこに苦しめられて早一か月。

兆しが見えました。

「頻尿」の始まりは、

６月になるとき、

モリーは一番の課題である、

「集団生活において、自分がどういう行動をとるべきか」

（つまりは空気を読む）

を実践で学ぶため、

安全基地である「支援級」を飛び出して、

一日の大半を挑戦の場である「交流級」（いわゆる普通の一年生クラス）

で過ごしだした時でした。

医師の診断は「心因性頻尿」。

原因は「ストレス」とのこと。

モリーの頭の中は「トイレ」でいっぱいで、

尿意が攻めてくる感じとのこと。

まさに「尿意の猛攻」。

慌てて、トイレにかけこむも間に合わず、

毎日のように、下着を濡らして（ひどい時は服も）

着替えて帰宅していました。

あげくに鈍感になっているのか、

濡れているのに、本人が気づかない事態にまで。

本人もどうしてよいのか、わからない。

親の私も、どうしてよいのかわからない。

一番困るのは「現場」の交流級の先生・・・・。申し訳ない・・・。

医師、スクールカウンセラー、療育（放課後デイ）の先生たち、

交流級担任、支援級担任、保健室の先生・・・・いろんな人を巻き込みつつ、

あの手この手で、試行錯誤、攻防が繰り広げられまして・・・・

いろんな人に聞きまくったのですけど、

大半が、

無理をしない方がいい。

支援級にいる時間を増やした方がよい。

ストレスを取り除くべき。

責めてはいけない。

本人もつらいはず・・・

そんな感じ。

私も、だんだんそう思って、

「交流級への挑戦は、時期早々だったかもしれない。

交流級でがんばってほしいという、私（親）のエゴが今回のことを招いたのかも・・・」

と、弱気というか、

支援級に戻した方がいいんじゃないかという気というか、

そういう流れになったのですが、

交流級での日曜参観の後、学校との話し合いで、

支援級担任は、

「せっかくがんばっているのです。

（集団の中で学ぶことの）成果もではじめている、ここで、引き返すのはもったいない。

交流級の挑戦を続行しましょう。」

と、まさかの強気発言

てっきり、支援級に戻りましょう・・・かと思いました。

交流級の先生は、表面上、同意していましたが、

「支援級に戻した方がいいのでは」

という考えが心の中にあったと思うし、私も不安でしたので、

折り合いをつけて、

「朝の時間だけ、支援級に戻る。」という話になりました。

様子をみて一週間が経過・・・・・。

結果、今週は一度も失敗がありません

今日は、トイレに行く回数もすっかり落ち着き、

なんか頻尿が治ったんじゃ？って

交流級担任が思ったそうです

もうね・・・・

どうやったかと言いますとね、

苦肉の『荒治療』ですよ

おススメできない・・・。

支援級担任と、私（母）による、

【言い聞かせ】。

支援級担任が「飴」で、

私（母）が「鞭」

支援級担任が毎朝、

（朝の活動の時間、支援級にいるので）

「いいかい、モリーちゃん。

１年生になって、本当いろんなことができるようになったよ。

本当にすごいね。めっちゃ頑張っている。

かっこいい一年生だね。

でもね、おしっこで服が濡れちゃうと、

せっかくかっこいい一年生になれたのに、

ちょっと残念よ～。

お着換えしないといけないから、

遊ぶ時間も減っちゃうし、

もったいないもったいな～い。

（モリーが損得で動くことを知っている）

できるできる

おしっこ間に合うから、トイレに行くんだよ。

あなたならできる～

濡らさずいられたら、先生うれしいなぁ。」

と、いうような内容を呪文のように言い聞かせる一方で、

母は

「もうさ、モリー、学校でおもらしするのやめてくれる

雨が続いて、おしっこで濡れたパンツ洗うのが大変なのよ。

『いいよいいよ、仕方がないよ。

がんばってるもんね。おしっこもらしても大丈夫』

って、優しく言ってあげたいけど、限界。

お母
さんも仕事があるし、もうね、パンツ洗うの、嫌だわ。

明日から自分で洗って

せっかく、〇〇先生（支援級担任）はね、モリーが「１年〇組」に行きたいって

言うから、「がんばっておいで」って、行かせてくれてるのにね、

このまま、失敗が続いて、

そのうち、どばーって、授業中におしっこ漏らしちゃったら、

まわりの子にも迷惑だしさ、恥ずかしいよ。

「あぁ～、またもらしてる。」って言いふらされても仕方がないよ。

明日はおもらし絶対にしないで～

支援級先生を安心させてあげて。

そして、お母さんをがっかりさせないで～」

と、プレッシャーをかけました

プレッシャー掛けたら、絶対ダメとあちこちから、言われたんですけどね、

もう、いろんなことをやって、効果がないので、

支援級担任と電話で作戦を立て、

親は『本音』で勝負ということにしました。

真っ向勝負。

モリーは特性のある子だってわかってるよ。

でも、おもらしはしてほしくない。前は大丈夫だったから。

勉強はできるんだから、交流級でがんばってほしい。

これが本音。

フォローを支援級担任に託しました。

かわいそうに、私の言葉に

モリー、ちょっと泣いてました

しかし、

それで吹っ切れたのか

朝、学校に送っていく途中に、

全然違う会話していたのに、

思い出したように、

「今日は、私（おしっこを）失敗しないので。」

（ドクターX？）

発言

モリーが決心をした感じでした。

先に記述の、

支援級担任の励ましをうけ、

モリーはどうやら、

「尿意を感じる前に、トイレに行き、無理やり絞り出す（苦笑）」作戦を

実行し、

見事、「有言実行」。

一日濡らさずに、トイレにかけこむことなく、生活できたのです。

先生にも私にも

ついでに、放課後デイの先生にも褒められまくって

うれしそうでした。

（褒められるようなことじゃ、本来ないんですけどね）

その方法で、

３日連続成功して

「なんか、もう、いける気がする。

トイレの事、（前みたいに）忘れている時がでてきた」

と、モリーが笑顔で、言いまして、

なんか、親の私も先生たちも

「いける気がする」と思ったのです。

一皮むけた、は大げさですが、

乗り越えた感（自分の力で）はあります。

交流級からの撤退をしなかった支援級担任に感謝。

そして、

モリーの場合は

ある程度追い込むことも必要。

好きな先生を、喜ばせたい、期待に応えたい。

お母さんをがっかりさせたくない、喜ばせたい。

が、パワーになるのだと、私は今回のことで知りました。

でも、本当悩んで、へとへとになりましたので、

頻尿、もうマジ、勘弁・・・。

で、一難去ったらまた一難で、次々問題は起こりそうですが、

試行錯誤しながら、

ボチボチがんばろうと思います。

とりあえず、週末、かわいいパンツを買いに行こうと思います。