ギル それでも、人は、ケータイと呼ぶ。

こんにちは！

ギルの骨折について、日本のサイトからもニュースが上がりました

 

 

公開中です

 

 

 

公開中です

（パクヨル）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンニョン(^-^)ﾉ

３月もヨロピクピクです

 

前回の記事で書きました通り

パク・ソジュンくん主演の短編ドラマ 『眠れる森の魔女』の

ＤＶＤに「豪華特別収録として全編収録！」されている

同じく短編ドラマ作品を２月２６日、観ました

 

 

 

 

 

カン・ハヌル主演　時代劇

 

 

 

不穏

 

MBCドラマ・フェスティバル、シーズン１、第２作

 

不穏
原題：불온
英語題：Rebellious

放送日：2013年10月3日

収録時間：約65分

演出：チョン・デユン
脚本：チョン・ヘリ、ムン・スジョン

出演：カン・ハヌル、ヤン・ジヌ、ソン・ビョンホ、イ・スンウォン、チェ・デソン、ハン・ウンソン　ほか
友情出演：チン・テヒョン、イ・サンユン
特別出演：ソ・ヒョンジン

 

 

成宗（ソンジョン、1457年～1495年）の時代。

 

両班の子でありながら、庶子であったため

塾に通えない男の子、イ・ジュンギョン。

 

でも、優しいお母さんと暮らして、幸せでした。

 

いじめられて倒れても　これで砂を払って立ち上がるのよ ――

お母さんはそう言い、ジュンギョンにハンカチを渡すのでした。

 

 

ジュンギョンのお兄さんのジュヌも通う塾にそっと行って

師匠（ソン・ビョンホ）の声を聞きつつ

勉強するジュンギョンでしたが

意地の悪い子がそれを気に入らず

ジュンギョンを殴ったり蹴ったりしました。

 

自分とは関係ないと、見て見ぬふりするお兄さんのジュノ。

 

 

しかし、師匠が来て、いじめていた子を強く叱りました。

 

「人は誰しも学び悟れば聖人になれる」

「なぜ志のある者を虐げるのだ」

 

しかしその子はジュンギョンを身分で区別し

先生に楯突いたので、師匠は、ならば他の師を探すがよい、と

一喝し、それでその言葉に不満を感じる生徒たちは

塾をやめてしまいました。

 

「この子も私も同じ庶子だ」

師匠も庶子でした。

そうでなくても、外で授業を聞いてい学んでいた子をいじめることは

正しいことではありませんでした。

 

 

民の心を得た者が王になるのに

私は王様のお顔も存じ上げません。

まして心など

差し上げたこともありません。

 

師匠はジュンギョンのこの言葉に笑い

明日からは机の前で勉強しなさいと言ってくれました。

 

 

帰り道、嬉しさのあまりお兄さんになつきまくるジュンギョン。

か、可愛い(*´`)

 

 

ところが

身分が高い人のところへ行ったジュンギョンのお母さんは

変わり果てた姿で息絶えていました。

 

泣きじゃくるジュンギョン。

 

しかし、ジュノの、そしてジュンギョンの父親は

自分の子を産んでくれた女性の死を気にかける様子もなく

ただ、ジュノに、大監様に挨拶しろ、と命じるだけなのでした。

 

あとでセリフで語られることなのですが

お母さんは奴婢の身でありながら大監様の誘いを断ったのでした。

だから殺められたのでしょう。

 

 

時は流れ、大人になったジュンギョン（カン・ハヌル）。

漢城府の新米官僚、イ参軍（チャムグン）は、正しい推理の上で

捕まっている罪人は無罪だと主張するのですが

この時代、米一俵のため、残される家族のため

人の犯した罪をかぶって死んでいく者もいるのでした。

 

結局、彼が世に知らせようとした真実は、うやむやなまま・・・。

 

 

そして次には、山中で女性の変死体が発見されました。

遺体の検死を担当したジュンギョンは的確な検査で

推理していきます。

ジュンギョンは下の人にも絶対に威張らず、丁寧。

 

腹違いのお兄さん（ヤン・ジヌ）も同じ職場です（役職は〝庶尹〟）。

 

 

まだ年若い娘のご遺体の顔に、あの母がくれたハンカチをかけ

せつせつと語りかけるジュンギョンに、目頭が熱くなります。

 

 

王がジュンギョンの検死記録を褒め、犯人逮捕の暁には

王の護衛を司る別雲剣（ピョルンゴム）に登用するとのこと。

 

お兄さんは面白くなさそうですが。

 

 

さて、ここで、私にとっては非常にサプライズだったのですが・・・

師匠は、自分と同じ考えの人たちと組織を結成し

最終的には王を弑し、新しい王を立て

人が身分で区別されない、庶子だからといって差別されない

正義に基づいた社会を作ろうと計画していました。

 

私は、師匠のような学者が、そういった暴力による改革を

計画することが、少なからずショックだったのですが・・・。

 

ジュンギョンにとって師�
��は特別な存在・・・逆らえない恩人。

 

来月にある、王による狩猟大会に、次の王となるべき方も

参加されるとのことで、その時にジュンギョンが別雲剣になっていると

謀反を実行に移せるのですが

 

 

ジュンギョンの的確な捜査により、死体遺棄現場からそう遠くない

ある屋敷が殺害場所ではないかとゆう仮定が導き出されました。

 

 

しかし、その屋敷は王の叔父である

昌原君（チャンウォングン）様のお宅。

王族には干渉できない。

 

 

凶器の刀が特別な、高価なものであること

そして犯人が左利きであることまで見抜いたジュンギョンだが

お兄さんは、そんな彼の熱心さを冷たく諌めるのだった。

 

お兄さんは、言わば「ことなかれ主義」の人。

しかし内心は

 

そんな中、内需司（ネスサ）の者の話で

幅五分　長さ一尺二寸の参寅剣（サミンゴム）を作ったとか・・・

そしてそれを王の父方の親族に授けたとゆう・・・。

 

一度は、調べることを拒まれた昌原君様のお屋敷だが

王が「殺人事件に例外はない」として、捜索することになった。

しかし、それでも完全な捜査は阻まれそうだったのだが・・・

注意深いジュンギョンは屋敷の中の不自然な点を

見逃しはしなかった。

 

 

昌原君様（チン・テヒョン）は傲慢で高飛車

まさしくジュンギョンが生涯をかけて対峙していくタイプの

権力を笠に着た、イヤな感じの人物だった。

 

お兄さんは昌原君様の機嫌を損ねることを恐れ

早く帰りたがったが、ジュンギョンは強い口調で問い詰め

コ・ウプチとゆう名の使用人が１人、見当たらないことを問い詰める。

 

 

昌原君様が犯人だと確信したジュンギョン。

だがお兄さんはやりすぎだと、水を差します。

 

帰り道、コ・ウプチの哀れな妹が

姉のことを使用人に問いただしているのを見かけるのだった。

 

そして、屋敷の柱には血痕が残っていた。

 

お兄さんはチェ大監様が亡くなったことをジュンギョンに告げ

天罰が下ったと思って、もう母親を成仏させてやれ、と諭す。

しかし、ジュンギョンは、母親への思いを捨てず

これこそが自分のすべきことだと兄に告げるのだった。

 

ジュンギョンは師匠に犯人が王の叔父、昌原君であることを明かす。

しかし、師匠はそれを王に直訴すると言うジュンギョンの話を遮り

ある男を偽の犯人に仕立てて捕えろと命じる。

 

意外な命令に戸惑うジュンギョンに師匠は

お前が望んできた差別のない世

個人が尊重される法をお前の手で作れるのだぞ、と

言い聞かせるのだった。

 

その晩、自分が奴婢の娘を刺し殺す夢を見たジュンギョンだが

次の日、昌原君の屋敷に偽の犯人を突き出すのだった。

ジュンギョンの出世は確実なものになりました。

 

お兄さんはジュンギョンの選択を一旦は認めるも

すぐに疑問を感じ、何かがおかしいと気づきます。

 

 

漢城府を訪ねてきた被害者の妹は、大監様が姉さんを殺した

本当のことを知ってるのに捕まえないんだわ、と

ジュンギョンをなじり、漢城府の人に棒で叩かれて

気を失ってしまいました。

ジュンギョンは叩いていた人を力づくで制止しました。

 

 

少女をおぶって歩きながら

ジュンギョンは過去の自分を思い出しました。

 

 

母を殺された時、師匠におぶられながら聞かされた話を。

 

古き世が去り　新しい世が来る

だから　もう少しの辛抱だ

 

そして、いよいよ、新しい世のため王を弑する時が

近づくのでした。

 

・・・あらすじはここまでにしますね。

そういった話です。

 

 

なんと濃い６５分でしょうか。

ほんと、あと４０分増やして、劇場公開作品になるほどですね。

むしろ、６５分だから描ききれなかったことも少なくないかも

お兄さんとの関係とか、もっと見たかったですよね。

 

時代劇ですので私には難しいんですが

脚本が優れてるからだと思いますが、本質はよくわかるんですよ。

主人公の気持ちにもすごく共感できましたし

後半、私には意外な真相が明かされ

そのことでジュンギョンが感じるジレンマもよくわかりましたし・・・。

 

最後の方、思い出したのが

ドンくん主演、イ・ミョンセ監督の『』（2005年）。

師弟関係が似てるように思いました。

 

お母さんのハンカチとか細かい要素が効いてたり

同じ状況、同じ言葉の繰り返しによって、情緒が生まれたり

政治的な時代劇でもあるけど現代にも通じるドラマでもある。

観てて考えさせられたし、感動も強かったです。

 

Kstyleさんの記事でも

「強烈でありながらも目が離せない70分」

「１話完結というのが残念だったが、俳優カン・ハヌルを印象付けた点では意味がある」

と書かれていて、その通りだと思います。

 

（Kstyleさん）

 

 

最後に出ていた「キルトン」とゆう名の女性は

あの被害者の妹の女の子でしょうか。

 

そして彼女が「若様」と呼ぶ坊やは

 

ジュンギョンは架空の人物ですが

最後には小説「ホン・ギルドン伝」の著者ホ・ギュンが

ジュンギョンの弟子として登場した・・・とのことです。

しかし、ホ・ギュンは成宗時代の人物ではなく・・・だそうです。

 

とにかく、カン・ハヌルくんの演技が本当に素晴らしかったです。

 

最後、老境に入ったジュンギョンを演じますが・・・

見てしまいます

 

 

そんなに凝ったメイクとかしてないんですが、６０代か

それ以上のお年寄りにしか見えない。

このドラマが私にもわかりやすく、面白いものであったのは

カン・ハヌルくんの素晴らしい演技によるところが大きいですね。

 

この作品、２０１３年のドラマですが

私にとってはかなり好きなカン・ハヌルくんの主演作でした

 

『眠れる森の魔女』のＤＶＤを借りると、このドラマも収録されてます。

オススメしますので是非、観てください

 

でわ、今夜もありがとうです、アンニョン(^.^/)))