笑い声をいろいろご紹介、最安値です
会員NO.000034 ことちゃん。
保護団体さんから譲渡していただいた子です。
多頭飼いでどうしようもなくなった人が
愛護センターにたくさん持ち込んだ為、犬舎がパンク状態となり
状態の悪い子や譲渡に回らなさそうなシニアの子から
処分になるとのこと。
そんな情報を聞き、何とかならないかと
ボランティア団体達さんで移送リレーをつないで
センターより出所したしたのが、ことちゃんです。
ことちゃんには当時、ひどい皮膚病があり
重度のパテラで起立も困難な状態でした。
保護ネームは、ぽぽちゃん。
私は過去にペットロスの経験があり
愛護団体さんのSNSを見ても、手を差し伸べる覚悟ができずにいましたが
家族や職場の皆さんが「後ろ足が変形して歩けない犬」を
迎えることを応援してくれたので、うちで良ければ・・・と
里親の申込みをしました。
抱っこしろー、トイレ連れてけー、
水を飲ませろー、腹減ったぞー、ご飯まだかー
と吠えて人を呼びつけ依存が強いぽぽちゃんを
毎日スリングに入れて一緒に出勤して・・・・
人との距離感と安心感、信頼関係づくりに努めました。
今でもカーペットと芝生の上しか歩かないけど
以前より後ろ足の踏んばりもきくようになったと思います。
名前を寿(こと)に改名し
高齢の両親も、ことちゃんのわがままぶりを受け入れて
うちに来てこの1年間、お留守番をさせてないほどの超過保護。
闘病中の母は、ことちゃんのペット用バギーを押して
外を散歩するようになりました。
私たち夫婦もことちゃんを中心に考えた過ごし方に変わりました。
ことちゃんを迎えてから、家族の会話や笑い声も増えました。
世界一かわいい犬 Mr.ウィンクルに激似のことちゃんの可愛さは
多くの人の目にとまり、この度、地域活性化ガールズ集団のマスコットわんこに就任し
地元で保護犬の啓蒙をささやかに発信していくことになりました。
ボランティア団体さんの命のリレーでつながったことちゃんの余生が
1日でも長く穏やかに過ごせますように・・・・♪
それが家族の願いです。
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いつも応援ありがとうございます!!!!
「 公式ブログ
笑い声めちゃめちゃ大好きROOM♪
我が家のリビングにやってきた、冬のアレ。
入ったら最後、出られなくなる魔性のアレ。
ほら、アレですよ、アレ。
こたつ。
ついつい肩まで被って背中を丸くさせてしまう、アレ。
今年の1番ノリで入ってくるのは誰かな。
リビングを掃除して、押し入れからこたつ布団を引っ張り出す。
風に晒して数時間後に取り込むと、お日様が柔らかくしてくれたようだ。
こたつ布団とカバーを掛けて、テーブルの板を乗せる。
ケーブルを刺してコンセントにイン。
子供たちの為に熱くならないタイプを選んだ。
赤くなるけど、触っても大丈夫なやつ。
掃除をするために子供をパパに見てもらっている。
3人は元気よく屋上でサッカーをしているらしい。
呼びに行くと子グマちゃんになった後ろ姿のテミンと、親子お揃いで買ったダウンベストを着たパパとミンホがサッカーをしている。
『みんな、お待たせ、こたつの準備が出来たよ!』
『おー!』
夫が手を挙げて返事をすると、ミンホがその隙を着いて室内用の子供用のゴールネットにボールを入れた。
『ごーーーーーぉる!』
『きゃー!』
ミンホが嬉しそうに走り回り、子グマテミンが嬉しそうにはしゃぐ。
パパが悔しがってミンホを追いかけ、ついでに捕まったテミンとミンホを担いで僕の方へやってきた。
足元に転がるボールを僕が拾い、みんなで部屋に戻ることにした。
『おおっ』
夫の声があがり、チビ達が抱えられている腕から飛び降りてリビングを駆け回った。
こたつの周りをぐるぐると駆けるチビ達。
『こたつ!』
ミンホが言う。
『ぽたちゅ!』
テミンが言う。
もうそろそろ発音もしっかりしてくれていいんだけれどな。
『さあ、こたつで一休みしましょう。ココアがいい?オレンジジュースがいい?』
『ジュース!』
『ここぁ!』
「あ」が何故小さくなるのかな。
『ココア~』
パパのご機嫌な声も飛んでくる。
ご注文は、ココアがふたつの、オレンジジュースがひとつ。
僕はやっぱりコーヒーだな。
お湯を沸かして飲み物の用意をする。
実家から贈られてきた美味しい羊羹を切ってお皿に乗せる。
それらをこたつの方へ運ぶと、てっきりこたつに入って楽しんでいると思った夫と子供達が突っ立っている。
『なに、どうしたの?』
こたつのテーブルにトレイを置く。
『まぁま、』
『なあに、』
『どうじょ、』
『、』
テミンが子グマちゃんのままでにこにこ笑いながら僕にこたつを勧める。
『どうぞどうぞ、』
ミンホも勧めてくる。
『どーじょどーじょ、』
夫もならって勧めてくる。
ダチョウさん達を連想させるのは僕だけだろうか。
『どうぞどうぞ、』
勧め返してみる。
『どうじょ、』
『どーぞどーぞ』
『どうじょどうじょ、』
『…、』
ダチョウさん達みたいにはなってくれないらしい。
終わらないな。
『チャンミンが用意したんだから、チャンミンが先に入らないと。』
『え?』
ミンホもテミンも僕を期待の目で見上げてくる。
『…、いいのに、そういう気遣い。』
ココア冷めるし。
冷まさないと飲めない子しかいないけど。
『ありがとう。』
観念して、こたつに入る。
すると子グマちゃんがすぐに僕の膝の上に飛んでくる。
ミンホが頭からこたつに突っ込む。
『俺はここ。』
夫が後ろから抱きつきながらこたつに入る。
テミンと夫に挟まれている、僕。
『ママのくつしたー』
こたつの中からミンホの声。
つま先を触られる。
くすぐったい。
色んな意味で、くすぐったい。
テミンの子グマのパーカーを脱がして、僕の膝の上でしっかり座らせると、ふたりでココアをふうふうして飲ませる。
ミンホもいつの間にかこたつの中から這い出て、向かい合ってオレンジジュースを飲んでいた。
夫はまだ僕の背中にくっついている。
『冬はもうこっから出たくないなぁ、』
夫が呟く。
『何言ってるですか、何がなんでも仕事は行くくせに。』
『んー、』
おやおや。
僕の背中に頬を擦り付けるようにして密着してくる。
『あー、おいしねえ、』
膝の中でココアをすするテミンが子供らしからぬため息を吐いて言う。
それを夫婦で笑って、テミンの狼の耳を撫でる。
さてさて。
僕のダーリンは仕事で何かあったようだね。
僕の背中にくっついてしまったようでひとつも動かないでいる。
『じゃあ、一家で冬眠でもしてみますか?』
『ん。』
する気もないくせに、な返事だ。
『ねえミノ、』
『はいっ』
オレンジジュースを一気飲みして持て余している長男に声をかけると、条件反射で背筋をピンと伸ばして返事をした。
『ねえ、あれ踊って。ミロ。』
『みろちっく!』
『そうそう、』
『ぽくもぉ、』
膝の中からテミンが飛び出す。
そうそう、テミンが最近自分を「ぼく」と呼ぶようになりました。
子供達はカーペットの上で立つとつま先をさっと出した。
『あいがっちゅ~のとこね!』
手を口元に持っていき、
ま先で円を描くようにグリグリする。
『おお、』
背後の夫が驚きの声を上げた。
『あんだーまぁきんっ』
そこはちょっと惜しい。
そしてテミンが尻もちをついて終わる。
『よく出来ました。』
ちびっ子たちの頭を撫でてやると嬉しそうに抱きついてきた。
背中から脇からおしくらまんじゅう状態だ。
『僕達の舞台王もふたりにはびっくりだね。』
『へへへ!』
『、』
夫の手がミンホの頭に伸び、テミンの頭に移る。
撫でてやると子供達は嬉しそうにパパに体を預ける。
『俺がユノユノだ~って顔して踊ってるパパが一番かっこいいよね?』
『、』
『こういう台があると乗って踊っちゃうぐらいのパパがいいなぁ、』
されても困るけど。
こたつが破壊されてしまう。
舞台王が破壊王になってしまう。
『完璧なパパもいいけど、情熱に任せた勢いがあるパパも好き。』
空回ってもいいよ。
それは僕が愛してあげる部分だから。
『こたつで静かにしてるパパも好きだけど、やっぱりママは、情熱の舞台王が一番好き、かな。』
彼のどの部分が一番好きかなんて、その日気分によって変わるかもしれない。
今となってはね。
だって、どんな彼でも僕の愛する人であり、愛おしさを切り離すことは出来ない。
彼のいいところ、素敵なところはひとつじゃない。
舞台の上でも、家庭の中でも、たくさんあるのだから。
だからあなたは、迷わなくていいんだ。
変えなくてはいけないと何かに思うことがあるのなら、それは悔いる時ではないから。
あなたが自分の新しい魅力に気づいた時なんだと思うから。
『へへ、』
いつもの笑い方。
背中に顔全体を擦りつけてくる。
それから何故か後ろから回されている手で胸を揉まれる。
何故。
『あいがっちゅうと来たもんだ、ははは、』
じわじわきてる系ですか。
『くくく、』
何かのスイッチが入ったらしいユンホは僕の背中にしがみついたままずっと笑っている。
子供達がパパの顔を覗き込む。
『あはーはーはーはーはー』
笑い声が背骨に響く。
『あんだまぁきんっ』
テミンが突然叫ぶ。
『くくくく、』
前から後ろから挟まれて、暖かいなあ。
こたつっていいね。
動けなくさせる。
ダメにする。
でも、こたつにプラスして、僕には家族という湯たんぽもあるからね。
汗だってかいちゃうかもね。
『ふふ、』
思いきり笑ったら、少しは浄化出来たかな。
冬は寒いから。
人には、暖まることができる場所が必要なんだ。
それが今日の我が家では、このこたつだったのかもしれない。
(6v6)あんだぁまあーきん♡
笑い声の特集だよ♪可愛いのもいっぱいあるよ♪
こんばんは
よっちです
私は、甲状腺に持病があります。
昨日は、3ヶ月ごとの検査の日でした。
病気が分かったのは、確か2016年の
春あたりだったでしょうか。
望まない昇進をして、
体調を崩し、もしかしたら、
うつになってしまったのかも…
という思いから、
初めて心療内科に行きました。
そこで受けた血液検査で、
甲状腺の異常が分かったのでした。
うつっぽかったのは、この病気が原因でした。
心療内科で紹介されたのは、
小さな個人病院で、医師はひとり。
恰幅の良い、
少しウェーブがかった髪も、
おヒゲも真っ白な、
ちょい外国人ぽい雰囲気のおじ様。
そして、早口で、ちょっと何言ってるか分からない時もしばしばある(笑)
この病院では、診察室から
笑い声が聞こえてくる。
特に先生の(笑)
こんな病院、初めてだった
◆◆◆◆◆
昨日は、風が強かった上、
服装を誤って、外を歩いている間に
身体が冷え冷えになってしまったんです。
診察室では、
先生が自ら血圧を測るのだけど、
私の手に触れた時、
「おや、手が冷たいな」と
手をさすってくれたんですね。
そこから、最近の調子とか、
世間話とか、何か気になることはないかとか、いろいろ話して。
甲状腺のことだけじゃなくても、
不調を感じていることなんかも
相談できるんです。
先月苦しんだ動悸のことや、
以前相談した「むずむず足症候群」の
その後とか。
専門外であろうことでも、
一生懸命考えてくれるんです。
話して、笑って、
診察室を出る頃には、
冷え冷えだった手がポカポカして、
身体まであったかくなっていました。
医は仁術
そんな言葉が浮かびました。
◆◆◆◆◆
ちなみに、診察室を出る時、
先生がかけてくれた言葉は、
「寒くなってきたから、風邪ひかないでね~」でした。
何のことはない言葉だけど、
嬉しかったな~。
この先生、
何時に行っても絶好調(笑)
いつも同じクオリティ
二時間待ちはつらいけど、
先生の顔見るとホッとする
先生の、このキャラクターなら、
さぞや働きやすい職場だろうな~と思う。
うらやまうらやま
笑い声が通販で激安
会員NO.000034 ことちゃん。
保護団体さんから譲渡していただいた子です。
多頭飼いでどうしようもなくなった人が
愛護センターにたくさん持ち込んだ為、犬舎がパンク状態となり
状態の悪い子や譲渡に回らなさそうなシニアの子から
処分になるとのこと。
そんな情報を聞き、何とかならないかと
ボランティア団体達さんで移送リレーをつないで
センターより出所したしたのが、ことちゃんです。
ことちゃんには当時、ひどい皮膚病があり
重度のパテラで起立も困難な状態でした。
保護ネームは、ぽぽちゃん。
私は過去にペットロスの経験があり
愛護団体さんのSNSを見ても、手を差し伸べる覚悟ができずにいましたが
家族や職場の皆さんが「後ろ足が変形して歩けない犬」を
迎えることを応援してくれたので、うちで良ければ・・・と
里親の申込みをしました。
抱っこしろー、トイレ連れてけー、
水を飲ませろー、腹減ったぞー、ご飯まだかー
と吠えて人を呼びつけ依存が強いぽぽちゃんを
毎日スリングに入れて一緒に出勤して・・・・
人との距離感と安心感、信頼関係づくりに努めました。
今でもカーペットと芝生の上しか歩かないけど
以前より後ろ足の踏んばりもきくようになったと思います。
名前を寿(こと)に改名し
高齢の両親も、ことちゃんのわがままぶりを受け入れて
うちに来てこの1年間、お留守番をさせてないほどの超過保護。
闘病中の母は、ことちゃんのペット用バギーを押して
外を散歩するようになりました。
私たち夫婦もことちゃんを中心に考えた過ごし方に変わりました。
ことちゃんを迎えてから、家族の会話や笑い声も増えました。
世界一かわいい犬 Mr.ウィンクルに激似のことちゃんの可愛さは
多くの人の目にとまり、この度、地域活性化ガールズ集団のマスコットわんこに就任し
地元で保護犬の啓蒙をささやかに発信していくことになりました。
ボランティア団体さんの命のリレーでつながったことちゃんの余生が
1日でも長く穏やかに過ごせますように・・・・♪
それが家族の願いです。
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ほっと安心、もっと活力、きっと満足。笑い声の約束
我が家のリビングにやってきた、冬のアレ。
入ったら最後、出られなくなる魔性のアレ。
ほら、アレですよ、アレ。
こたつ。
ついつい肩まで被って背中を丸くさせてしまう、アレ。
今年の1番ノリで入ってくるのは誰かな。
リビングを掃除して、押し入れからこたつ布団を引っ張り出す。
風に晒して数時間後に取り込むと、お日様が柔らかくしてくれたようだ。
こたつ布団とカバーを掛けて、テーブルの板を乗せる。
ケーブルを刺してコンセントにイン。
子供たちの為に熱くならないタイプを選んだ。
赤くなるけど、触っても大丈夫なやつ。
掃除をするために子供をパパに見てもらっている。
3人は元気よく屋上でサッカーをしているらしい。
呼びに行くと子グマちゃんになった後ろ姿のテミンと、親子お揃いで買ったダウンベストを着たパパとミンホがサッカーをしている。
『みんな、お待たせ、こたつの準備が出来たよ!』
『おー!』
夫が手を挙げて返事をすると、ミンホがその隙を着いて室内用の子供用のゴールネットにボールを入れた。
『ごーーーーーぉる!』
『きゃー!』
ミンホが嬉しそうに走り回り、子グマテミンが嬉しそうにはしゃぐ。
パパが悔しがってミンホを追いかけ、ついでに捕まったテミンとミンホを担いで僕の方へやってきた。
足元に転がるボールを僕が拾い、みんなで部屋に戻ることにした。
『おおっ』
夫の声があがり、チビ達が抱えられている腕から飛び降りてリビングを駆け回った。
こたつの周りをぐるぐると駆けるチビ達。
『こたつ!』
ミンホが言う。
『ぽたちゅ!』
テミンが言う。
もうそろそろ発音もしっかりしてくれていいんだけれどな。
『さあ、こたつで一休みしましょう。ココアがいい?オレンジジュースがいい?』
『ジュース!』
『ここぁ!』
「あ」が何故小さくなるのかな。
『ココア~』
パパのご機嫌な声も飛んでくる。
ご注文は、ココアがふたつの、オレンジジュースがひとつ。
僕はやっぱりコーヒーだな。
お湯を沸かして飲み物の用意をする。
実家から贈られてきた美味しい羊羹を切ってお皿に乗せる。
それらをこたつの方へ運ぶと、てっきりこたつに入って楽しんでいると思った夫と子供達が突っ立っている。
『なに、どうしたの?』
こたつのテーブルにトレイを置く。
『まぁま、』
『なあに、』
『どうじょ、』
『、』
テミンが子グマちゃんのままでにこにこ笑いながら僕にこたつを勧める。
『どうぞどうぞ、』
ミンホも勧めてくる。
『どーじょどーじょ、』
夫もならって勧めてくる。
ダチョウさん達を連想させるのは僕だけだろうか。
『どうぞどうぞ、』
勧め返してみる。
『どうじょ、』
『どーぞどーぞ』
『どうじょどうじょ、』
『…、』
ダチョウさん達みたいにはなってくれないらしい。
終わらないな。
『チャンミンが用意したんだから、チャンミンが先に入らないと。』
『え?』
ミンホもテミンも僕を期待の目で見上げてくる。
『…、いいのに、そういう気遣い。』
ココア冷めるし。
冷まさないと飲めない子しかいないけど。
『ありがとう。』
観念して、こたつに入る。
すると子グマちゃんがすぐに僕の膝の上に飛んでくる。
ミンホが頭からこたつに突っ込む。
『俺はここ。』
夫が後ろから抱きつきながらこたつに入る。
テミンと夫に挟まれている、僕。
『ママのくつしたー』
こたつの中からミンホの声。
つま先を触られる。
くすぐったい。
色んな意味で、くすぐったい。
テミンの子グマのパーカーを脱がして、僕の膝の上でしっかり座らせると、ふたりでココアをふうふうして飲ませる。
ミンホもいつの間にかこたつの中から這い出て、向かい合ってオレンジジュースを飲んでいた。
夫はまだ僕の背中にくっついている。
『冬はもうこっから出たくないなぁ、』
夫が呟く。
『何言ってるですか、何がなんでも仕事は行くくせに。』
『んー、』
おやおや。
僕の背中に頬を擦り付けるようにして密着してくる。
『あー、おいしねえ、』
膝の中でココアをすするテミンが子供らしからぬため息を吐いて言う。
それを夫婦で笑って、テミンの狼の耳を撫でる。
さてさて。
僕のダーリンは仕事で何かあったようだね。
僕の背中にくっついてしまったようでひとつも動かないでいる。
『じゃあ、一家で冬眠でもしてみますか?』
『ん。』
する気もないくせに、な返事だ。
『ねえミノ、』
『はいっ』
オレンジジュースを一気飲みして持て余している長男に声をかけると、条件反射で背筋をピンと伸ばして返事をした。
『ねえ、あれ踊って。ミロ。』
『みろちっく!』
『そうそう、』
『ぽくもぉ、』
膝の中からテミンが飛び出す。
そうそう、テミンが最近自分を「ぼく」と呼ぶようになりました。
子供達はカーペットの上で立つとつま先をさっと出した。
『あいがっちゅ~のとこね!』
手を口元に持っていき、
ま先で円を描くようにグリグリする。
『おお、』
背後の夫が驚きの声を上げた。
『あんだーまぁきんっ』
そこはちょっと惜しい。
そしてテミンが尻もちをついて終わる。
『よく出来ました。』
ちびっ子たちの頭を撫でてやると嬉しそうに抱きついてきた。
背中から脇からおしくらまんじゅう状態だ。
『僕達の舞台王もふたりにはびっくりだね。』
『へへへ!』
『、』
夫の手がミンホの頭に伸び、テミンの頭に移る。
撫でてやると子供達は嬉しそうにパパに体を預ける。
『俺がユノユノだ~って顔して踊ってるパパが一番かっこいいよね?』
『、』
『こういう台があると乗って踊っちゃうぐらいのパパがいいなぁ、』
されても困るけど。
こたつが破壊されてしまう。
舞台王が破壊王になってしまう。
『完璧なパパもいいけど、情熱に任せた勢いがあるパパも好き。』
空回ってもいいよ。
それは僕が愛してあげる部分だから。
『こたつで静かにしてるパパも好きだけど、やっぱりママは、情熱の舞台王が一番好き、かな。』
彼のどの部分が一番好きかなんて、その日気分によって変わるかもしれない。
今となってはね。
だって、どんな彼でも僕の愛する人であり、愛おしさを切り離すことは出来ない。
彼のいいところ、素敵なところはひとつじゃない。
舞台の上でも、家庭の中でも、たくさんあるのだから。
だからあなたは、迷わなくていいんだ。
変えなくてはいけないと何かに思うことがあるのなら、それは悔いる時ではないから。
あなたが自分の新しい魅力に気づいた時なんだと思うから。
『へへ、』
いつもの笑い方。
背中に顔全体を擦りつけてくる。
それから何故か後ろから回されている手で胸を揉まれる。
何故。
『あいがっちゅうと来たもんだ、ははは、』
じわじわきてる系ですか。
『くくく、』
何かのスイッチが入ったらしいユンホは僕の背中にしがみついたままずっと笑っている。
子供達がパパの顔を覗き込む。
『あはーはーはーはーはー』
笑い声が背骨に響く。
『あんだまぁきんっ』
テミンが突然叫ぶ。
『くくくく、』
前から後ろから挟まれて、暖かいなあ。
こたつっていいね。
動けなくさせる。
ダメにする。
でも、こたつにプラスして、僕には家族という湯たんぽもあるからね。
汗だってかいちゃうかもね。
『ふふ、』
思いきり笑ったら、少しは浄化出来たかな。
冬は寒いから。
人には、暖まることができる場所が必要なんだ。
それが今日の我が家では、このこたつだったのかもしれない。
(6v6)あんだぁまあーきん♡