やっぱり図書館が欲しい!

やっぱり図書館が欲しい!

マイチャン。図書館。

なんか嫌なことがあると、すぐ、あー死んじゃおうかな…と思う。

たいして嫌なことでもないんだけど。
上の子が、宿題をやったと言ってやってなくて、私がヒステリックに怒っている時に、私を見ている夫の目が冷めてたり…
甘いもの食べたい、コンビニで何か買ってきてって夫に言ったら、夫が買ってきてくれたんだけど、またモンブラン…
私、モンブラン、そこまで好きじゃなくて、毎回モンブラン好きじゃないって言ってるのに、毎回モンブラン買ってくる。
(まぁ他にも何種類か買ってくるけど)
甘いもの買ってきてって言うと、買ってきてくれる夫のいる幸せよりも、この人私がモンブラン好きじゃないことを、20年近く経っても覚えないなっていう、失望が先に立つ。
そういう時、死んじゃおうかなって思う。
そういう思考の癖になってるんだろうね。
駅で電車を待つ時、私はなるべく先頭に立たない。
今は線路に落下しないように、プラットホームに柵があるけど、昔はなくて、迫ってくる電車を見るたびに、自分の身体をこっぱみじんにしてみたい衝動に駆られてた。
何も理由がなく、そう感じるんだよね。
希死念慮があるのかなぁ。
昔、大学生の頃、図書館で、自殺百科みたいなさまざまな古今東西の自殺エピソードの載ってる分厚い本を見つけ、借りる勇気はなく、毎日ちょこちょこ図書館に行って読みふけっていた。
破産した金持ちが、家の庭で豪華なパーティを開いて、動物園の動物たちを呼んで、いっぱいのお客さんの見ている前で
それでは、みなさん、さようなら
と言って、虎の檻の中に入り、お客さんの前で、虎に食い殺されたというエピソードがお気に入りだった。
そういう、心の底から暗い私なんだけど、中が暗い分、外側は、一見非常に明るく見せてるんだよね。
みんなそうやって生きているのかな?

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これは今から約45年前、

私が中学生になったばかりの頃に起きた出来事です。

部活で使う道具を買いに行かされた私とI子

I子は部活で一緒になって初めて知り合った子で

部活の時以外は何も付き合いがなかったため

特に「変な子」といったような印象は持っていませんでした。

ところが・・・

目的地に向かって歩いていた途中

「そう言えばさぁ・・・」と振り返ると

今の今までいたI子の姿が影も形もありません。

え?

消えた?

まるで狐につままれた気分になって呆然と立ち尽くす私。

でも「いやいやあせる呆然としてる場合じゃないあせる」と思い

すぐにI子を探し回りましたがどんなに探してもI子は見つかりません。

当時は携帯などなかった時代だったので

公衆電話から学校に電話して

部活の顧問に「I子が突然いなくなった」と伝えると

「今から行くから待ってて」とのこと。

しばらくすると顧問と担任とI子のお母さんが

慌てて駆けつけてきました。

その3人に事情を詳しく伝え

私と顧問と担任とI子のお母さんの4人で

I子の大捜索が始まったんです。

でもどんなに探してもI子は見つかりません。

「もう警察に連絡するしかない」

誰もがそう思い始めたその時、

前方からトコトコ歩いてくるI子を発見!!

I子!!

みんな一斉に叫んでI子の元に走り寄って行き

何があったの!?

今までどこにいたの!?

と問い詰めると・・・

え?

図書館にいたんだけど?

図書館!?

だって図書館の横を通った時

読みたい本があったこと思い出したから

もうこの言葉に全員大激怒!!

特に「行方不明になる直前まで一緒にいた」という責任感に押し潰されそうになっていた私の怒りは尋常ではありませんでした。

何が図書館だよ!!

何が読みたい本だよ!!

ふざけんな!!

人がどれだけ心配したと思ってんだ!

このバカ!!

怒りのあまり号泣です。

そして「申し訳ございません」とやはり号泣のお母さん。

で、当の本人は?というと・・・・

みんなどうしたの?

どうしてそんなに怒ってるの?

と、お口ポカ~ン。

その態度に益々腹が立った私は

どうしたのじゃないよ!

アンタ頭おかしいの!?

みんな死ぬほど心配したのに分からないの!?

そう叫びました。

何で?

だって私図書館に寄っただけなんだよ?

だから「図書館に寄っただけ」って何なんだよ!?

だって私と〇〇へ●●を買いに行くために外出したんでしょ!?

なのに何で急に図書館に行くのよ!?

しかも私に何も言わないでさ!!

だって気が付いた時には

もうアキいなかったんだもん

もうアキいなかったじゃね~よ!

お前が勝手にいなくなったんだよ!

いい加減にしろ!!

そう言ってI子をぶっ飛ばしてやろうとしたんですが

お母さんが私とI子の間に割って入ってきました。

< p> 

ごめんなさい!

本当にごめんなさい!

私もいつも苦労してるんです!

「みんなに迷惑をかけるからそういう事をしたらダメ」っていつも注意してるんです!

でも何回注意しても全然分かってくれなくて・・・

そういうと地べたにへたり込んで号泣するお母さん。

さすがにその姿を見たら、それ以上怒る気にはなれず

「もういいです」

「先生、私今日はもう家に帰らせて下さい」とお願いし

そのまま自宅に向かったのでした。

私にとってこの一件は

あまりに理解不能であまりに不愉快だったっため

異様なほど大きなわだかまりとなってしまい

その後、I子の顔を見ることもI子と話すことも一切ありませんでした。

でも大人になった時、やっと分かったんです。

「そういう病気だったんだ」

って。

今ではもう誰もが知っている有名な病気(もしくは特性)ですが

今から45年前は殆どの人が知りませんでした。

当時、そういう事だということが分かっていれば

I子があんなにみんなから責め立てられる事はなかったと思います。

また、I子のお母さんがあんなに苦しむ必要もなかったはずですし

周りの人達もあんな不愉快な思いをせずに済んだはすです。

知らない
分からない
情報がない
って本当に恐ろしいことだと思わずにいられませんが
でも、「そういう病気やそういう特性を持っている人がいる」
ということが知られるようになった現代でも
「どの人が病気でどの人が病気ではないのか」
ということは素人の私たちには非常に判断がしにくいですし
「どの病気にはどういう特徴があって、どういう症状があるのか」
そして「そういった病気を抱えてる人に対してどういう接し方をしたらいいのか」
ということまできちんと知っている人は決して多くないように思うんです。
あれからI子がどういう人生を歩んでいったのか。
「どうか幸せに暮らしていますように」と願わずにいられません。

≪ママ友関連の話≫

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