生活第一、図書館

生活第一、図書館

図書館は安全ベルト正しく使う習慣を

前回の記事に引き続き、
私・ゆうが今に至るまでの話です。

今回は、本を読みまくったことについて。

前回のお話:

「社会の歯車」「変わらない日常」に押しつぶされるのが怖くて、
半分ほど現実逃避も兼ねて始めたのが、

「むさぼるように本を読むこと」

土日の自分はすごく楽しいのに、
平日に仕事をしているときの自分は全く楽しくない。

この状況を、どうにかしたかったんです。

平日、仕事をしているときの自分も
楽しくすごすことができれば、
土日も平日も等しく楽しくなって、
日常は変わるのかもしれない!

そんな思いで、自己啓発や
仕事術の本を読むようになりました。
当時読んだ本は、200冊を超えます。

今なおベストセラーの「7つの習慣」
「嫌われる勇気」
「仕事は楽しいかね?」
「夢を叶えるゾウ」
「ワーク・シフト」

そのくだりで「思考は現実化する」や、苫米地英人さんの本も読みました。

自分で本を買ったり、
近所の図書館に足を運ぶだけでなく、
Amazonの定額読み放題サービス「kindle unlimited」も有効活用。

kindleの書籍は個人でも出版できるので、
書店に並ばないような本も読むことができます。

そういった、個人の方が出版されたkindle書籍も、
手当たり次第に読みまくっていました。

200冊以上の本を読んで思ったことは、
「どれも同じようなことが書いてある」
ということ。

今思えば、大事にすることなんてそう多くなくて、
いろんな人が、手を変え言葉を変え、
その「大事にすること」を表現しているのだと、
薄々感づいていたんだろうな、と思います。

とはいえ、読書は楽しいものですけどね。

そうやって読み進めていくなかで、
ついに「運命の1冊」に出会うのです。

続き:
私が生まれる物語(3)〜「あそびにん」とのファーストコンタクト

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図書館 もっと、きっと。広テレ!

これは今から約45年前、

私が中学生になったばかりの頃に起きた出来事です。

部活で使う道具を買いに行かされた私とI子

I子は部活で一緒になって初めて知り合った子で

部活の時以外は何も付き合いがなかったため

特に「変な子」といったような印象は持っていませんでした。

ところが・・・

目的地に向かって歩いていた途中

「そう言えばさぁ・・・」と振り返ると

今の今までいたI子の姿が影も形もありません。

え?

消えた?

まるで狐につままれた気分になって呆然と立ち尽くす私。

でも「いやいやあせる呆然としてる場合じゃないあせる」と思い

すぐにI子を探し回りましたがどんなに探してもI子は見つかりません。

当時は携帯などなかった時代だったので

公衆電話から学校に電話して

部活の顧問に「I子が突然いなくなった」と伝えると

「今から行くから待ってて」とのこと。

しばらくすると顧問と担任とI子のお母さんが

慌てて駆けつけてきました。

その3人に事情を詳しく伝え

私と顧問と担任とI子のお母さんの4人で

I子の大捜索が始まったんです。

でもどんなに探してもI子は見つかりません。

「もう警察に連絡するしかない」

誰もがそう思い始めたその時、

前方からトコトコ歩いてくるI子を発見!!

I子!!

みんな一斉に叫んでI子の元に走り寄って行き

何があったの!?

今までどこにいたの!?

と問い詰めると・・・

え?

図書館にいたんだけど?

図書館!?

だって図書館の横を通った時

読みたい本があったこと思い出したから

もうこの言葉に全員大激怒!!

特に「行方不明になる直前まで一緒にいた」という責任感に押し潰されそうになっていた私の怒りは尋常ではありませんでした。

何が図書館だよ!!

何が読みたい本だよ!!

ふざけんな!!

人がどれだけ心配したと思ってんだ!

このバカ!!

怒りのあまり号泣です。

そして「申し訳ございません」とやはり号泣のお母さん。

で、当の本人は?というと・・・・

みんなどうしたの?

どうしてそんなに怒ってるの?

と、お口ポカ~ン。

その態度に益々腹が立った私は

どうしたのじゃないよ!

アンタ頭おかしいの!?

みんな死ぬほど心配したのに分からないの!?

そう叫びました。

何で?

だって私図書館に寄っただけなんだよ?

だから「図書館に寄っただけ」って何なんだよ!?

だって私と〇〇へ●●を買いに行くために外出したんでしょ!?

なのに何で急に図書館に行くのよ!?

しかも私に何も言わないでさ!!

だって気が付いた時には

もうアキいなかったんだもん

もうアキいなかったじゃね~よ!

お前が勝手にいなくなったんだよ!

いい加減にしろ!!

そう言ってI子をぶっ飛ばしてやろうとしたんですが

お母さんが私とI子の間に割って入ってきました。

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ごめんなさい!

本当にごめんなさい!

私もいつも苦労してるんです!

「みんなに迷惑をかけるからそういう事をしたらダメ」っていつも注意してるんです!

でも何回注意しても全然分かってくれなくて・・・

そういうと地べたにへたり込んで号泣するお母さん。

さすがにその姿を見たら、それ以上怒る気にはなれず

「もういいです」

「先生、私今日はもう家に帰らせて下さい」とお願いし

そのまま自宅に向かったのでした。

私にとってこの一件は

あまりに理解不能であまりに不愉快だったっため

異様なほど大きなわだかまりとなってしまい

その後、I子の顔を見ることもI子と話すことも一切ありませんでした。

でも大人になった時、やっと分かったんです。

「そういう病気だったんだ」

って。

今ではもう誰もが知っている有名な病気(もしくは特性)ですが

今から45年前は殆どの人が知りませんでした。

当時、そういう事だということが分かっていれば

I子があんなにみんなから責め立てられる事はなかったと思います。

また、I子のお母さんがあんなに苦しむ必要もなかったはずですし

周りの人達もあんな不愉快な思いをせずに済んだはすです。

知らない
分からない
情報がない
って本当に恐ろしいことだと思わずにいられませんが
でも、「そういう病気やそういう特性を持っている人がいる」
ということが知られるようになった現代でも
「どの人が病気でどの人が病気ではないのか」
ということは素人の私たちには非常に判断がしにくいですし
「どの病気にはどういう特徴があって、どういう症状があるのか」
そして「そういった病気を抱えてる人に対してどういう接し方をしたらいいのか」
ということまできちんと知っている人は決して多くないように思うんです。
あれからI子がどういう人生を歩んでいったのか。
「どうか幸せに暮らしていますように」と願わずにいられません。

≪ママ友関連の話≫

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