涼宮ハルヒの発熱
今日から新しく
キイトルーダを使って
治療が始まりした
治療の前に、前回血液検査をしておいた
結果を見て主治医先生のOKが出てからの
治療だと思い乳腺外科の待合室で待つ事
一向に呼ばれる気配すらない
受付に確認をした所、予約が入って
いなかったとの事で予約を入れてもらい
診察へ…
主治医先生、本当にこういうの
よくあるんですよねぇ
血液検査の結果は、今回6本もとったのに
腫瘍マーカーは検査項目に入ってなくて
キイトルーダに必要な甲状腺とか他の項目
ばかりでした
なので、今回は特に気になる事もないまま
治療へ・・・
アルカリフォスファターゼがぐんぐん高くなってる
けど、主治医先生も『高いねぇ』って言ってる位
なので、来週の検査でも高かったらちゃんと聞いて
みようと思ってます
これからは確認の為に、頻繁に血液検査を
するそうですが、腫瘍マーカーも入れて
もらわないと、ずっと、調べないままで
スルーされそうです
早速、来週体調や副作用の確認
の為に
血液検査と診察で病院へ行きます
今まで薬を変えても、ここまで慎重に
診察をした事もないのに
フフッ
今日は治療前に、薬剤師の先生から
キイトルーダについての説明を受けました
副作用についても細かい説明を聞きましたが
薬剤師の先生も、一番気にかけて言うのは
“間質性肺炎”で、発熱と風邪の様な症状が
出た場合は、とにかく病院へ連絡をして
下さいとの事でした
あとは、
大腸炎からの下痢
その他はそんなに出る副作用ではなく
本当に稀な副作用なのでそんなに、気に
するものではないとの事でした
全ての副作用に関して、薬を止めれば
治るのか確認をしたのですが、やっぱり
なってしまったものは、薬を止める事と
平行して、その症状に対する治療を始め
なければならなくて、ひどくなると
しっかりとした治療も必要になるかもとの
事でした
それはイヤだなぁ
でもキイトルーダは脱毛の副作用はない
との事なので、これから毛が生えてきます
よぉ
いる所もいらない所も…💦
なんか、指や腕の毛が前よりもすごく
剛毛になってきてる気がするんだけど
気のせいなのかしら
すごく迷いましたが、とりあえず今は
出来る治療をやってみて、自分の体の
変化に気を付けながら過ごしていく事に
決めました
もうやるしかないし、このキイトルーダを
使えるという事をありがたい事なんだと
考えてみれば、治療をしないという
選択肢はもったいない事なんだよなぁと
やっと思え
様になりました
少し不安はありますが、無理はせず
仕事と病院をうまく両立させながら
毎日をのんびりと過ごして行こうと
思います
キイトルーダは点滴時間が30分で、前後
15分位ずつ生食を入れて終了~💕
素晴らしい
✨
なんて早いのぉ
お会計の方は、前回の血液検査と薬代等、
今日の治療代で限度額一杯になり薬代は
かからずに済みました
私の収入から考えると高いけど、今まで
旦那の収入での限度額を考えてみれば
全然安くなったので、これでよし
とりあえずは治療を続けていくための
目安は今月でついたので、一安心
さて、
今日はもう寝てしまうので、明日からの
体調管理をしっかりとして、少しずつ
慣れて、少しでも長く使えたらいいなぁ
と思ってはいます
もう眠いので、書き忘れた事はまた
後日書きたいと思います
今日から変な暑さが続くようですが
皆さんも体調管理に気をつけて、休める
時はゆっくりと休んで、体を休めて
免疫力ア~ップで乗り切りましょうね
では、おやすみなさい🌃
いい夢を💤🎠💤
発熱 スペース・テクノロジー
2017年12月某日
ぐっすりとは眠れなかったけれど
朝から個室のシャワーが浴びれる。贅沢。
髪を洗いながら、
2週間後には、この髪の毛ともお別れか。
寂しいなぁ。
ずっと、ずっと、抗がん剤なんだもの。
死ぬまで、髪がないなんて・・・。
贅沢だけど、気が滅入ってくる朝シャワー。
富ヤン先生が来て、
入院した時の検査データの結果を教えてくれた。
肝機能が悪い。
炎症反応の値は下がっていたけど
CA15-3の値は600を超えていた。
腫瘍マーカーが短期間ですごく上がっている。
一週間に一回くらいある39.0℃くらいの高熱が
今までのパターンでは、そろそろ来るはず。
発熱前の筋肉痛や関節痛のつらさを
先生に直に伝えられるかもと、心の中で思っていた。
実は発熱を繰り返す間、私はムーミンパパ先生の指示で
入院前に2週間ほど抗生物質の点滴を受けていた。
高熱による体力の消耗や、
弱っている肝機能の低下を防ぎたい。
そんな風に理解していた。
でも点滴を毎日しているにもかかわらず、
やはり高熱が出て、激しい寒気と関節痛。
私は、点滴が効かないことにがっかりしていた。
「せっかくしたのに…。39.0℃出ました。」と
ムーミンパパ先生に報告した。
すると、ムーミンパパ先生が
「つまり、細菌感染性の熱ではないんだ。
もし細菌感染であれば、抗生物質が効くからね。
その場合は、まずはどこかにある感染源を何とかしなくてはいけない。
なぜかと言うと、抗がん剤には併用してプレドニンを使うんだけど、
プレドニンの使うことで細菌感染が悪化することがある。
それを見極めたかったんだ。
今までの高熱は癌によるものだった可能性が高いね。
安心して、抗がん剤をすることができることは良かった。」
私はいつも、ムーミンパパ先生の説明に感心する。
11月に10年ぶりの再会をしたばかりの弟に
多発転移の報告をすることは心苦しかったが、
「あした、お見舞いに行こうかと思う。」と連絡が来た。
昔の自分だったら、「あまりに遠いからいいよ。」と断ったと思うが
来てもらうことにした。
滅多に会えないし。
来てくれるなら、主人にも休みを取ってもらおう。
夕方に訪室してくれた富ヤン先生に
「明日、△△県から弟が来るんですが、主人も呼ぶので
病状の説明を家族にしてもらえますか?」と頼んだ。
「わかりました。明日は手術日なので、
時間が遅くなるかもしれませんが、何時来られますか。」
「○時~□時頃まで、居られると言っていました。」
「手術が終わるギリギリかな。でも、何とかなると思います。」
かなり頼りにならない受け身の主人と、
遠くて頼れない弟ではあるが
私が居なくなった後の子どもたちのことを頼まなくては…。
しっかり病状を知ってもらうことは
いい機会かもしれない。
ついつい何でも自分でしてしまう私。
退院したら家族が分かるように、
身辺整理をしなくてはと、
気持ちばかりが焦る、入院2日目だった。