禁煙は僕らをどこにも連れてってはくれない

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禁煙の大合唱

穴見陽一議員の「いい加減にしろ!」というヤジで問題になった委員会。この委員会では受動喫煙防止法が審議をされています。ヤジを向けられた方は肺がん患者で喫煙歴もなく受動喫煙が原因ではないか等と参考人として意見を述べている時にあのようなヤジが浴びせられたわけであります。

この受動喫煙を盛り込んだ健康増進法改正案では多くの人が利用する施設の屋内を原則禁煙とするもので、喫煙専用の室内でのみ喫煙が出来き、また飲食店に関しては客席面積が100平方メートル以下の飲食店は「喫煙可能」と掲示すれば喫煙が認められる。さらに、役所や学校、病院などは原則禁煙だが、屋外に喫煙所を設置できるとなっている。

個人的には日本の受動喫煙対策は甘いと思いますし、普通に考えればわかりますが、一人空間での規制よりも、狭い空間での規制を強化しなければ、受動喫煙の被害にはあいやすいのではないかと感じます。

また、最近、屋外喫煙所もよく目にするが、タバコを吸わない立場の者としてはその設置場所をしっかりとしてもらいたいと感じる事が多々あります。入口に近いところにあったりして、その施設を利用しようとすると近くでタバコを吸ってる方の煙や匂いが入ってくるというか…。個人的には屋外も全面禁煙にすべきと思いますが、ちょっと譲ったとしても屋外喫煙よりかはよく空港などで見かける完全に遮断して狭い空間で吸わせる喫煙所の方がまだ野放し状態の屋外喫煙所よりよいような気もします。

この受動喫煙を巡る規制は様々な配慮から玉虫色的な中身になってます。2020年の東京オリンピックまでに施行ですが、最近のオリンピックでタバコを開催都市から締め出せなかった悪例になるかもしれません。今、様々な自治体で国より厳しい自治体の条例策定の話がありますが、受動喫煙に関しては国の先を行こうとする自治体に期待しております。

話は最初に戻りますが、昨日のブログでも書いたように私は今回の穴見議員のヤジを個人的に発せられたものと思っておりません、準大手ファミリーレストランを経営する立場として受動喫煙対策が経営的にも影響が出るから本音というか、圧力というか、「いい加減にしろ!」というヤジがでたのでしょう。

そんな彼の経営するファミリーレストランは私もよく利用しますが、受動喫煙対策が出来てるとはいいがたいものです。直営店732店だけをみても、空気を完全遮断した完全分煙は4割強で全面禁煙は4店舗しかないようです。このような状況をみれば、経営者として多額の費用がかかる受動喫煙対策は逃れれるなら逃れたいでしょうし、受動喫煙対策を求める方々に「いい加減にしろ!」と言いたくなったのでしょう。

それにしても、未だに日本の政治家や経営者が受動喫煙に対してもとても先進国と言えない状況の認識しか持ってない事が残念です。

多くの人は日本が先進国であると思ってる方が多いですが、それは経済だけの話であり、それ以外はこの受動喫煙対策を見ても、他をみても、とても先進国ではないという事を自覚すべきです。

禁煙 読む、いま。読む、先。読む、ほんとう。


禁煙 関連ツイート

キンツブなう!禁煙開始から999日と0時間継続中! https://t.co/HfWl8bh0Qk 【 命の木の成長を確認する → https://t.co/vghHKh88OM 】 #kinen #禁煙
RT @IHayato: まともな経営感覚があれば、禁煙スペースにトイレ作ると思うけど、そうなってないんですよね。ジョイフル、ファミレスですよ?w
それなりの会社だろうに不思議だなぁ、と思ったけど社長が肺がん患者を堂々とdisるレベルということで納得。。ダメだこりゃ。
http…
RT @astem1006: ジョイフル創業者二代目の喫煙議員が国会行われた肺癌についての参考人誘致で肺がん患者にヤジを飛ばしている間にサイゼリアでは全席禁煙が決まるの面白すぎるな、サイゼリア信者になります

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