不安定で彼にアタック！

アイマスクをし、マッサージ。

30分ぐらいたったころ

そろそろ寝るかな−と思って

手を休めると

 

足がピクピクピクピク

 

 

 

ひいい

 

まだ、興奮物質が

体内を駆け巡っているようでした。

 

 

 

 

私が夫の不倫を知った日、

40時間ブッ通しでまったく

寝れませんでした。

 

 

 

あのテンションが

今夫の体に起こっているのだと

確信しました。

 

 

 

 

あー、あれなら

絶対ムリ。

ねれないです。

 

 

 

 

私の時、夫は私を突っぱねました。

 

 

 

「だからなに？」

「荷物まとめて出てってやる」

「相手のことは絶対教えない」

 

 

 

孤独なんてもんじゃなかった。

 

真っ暗な中で

お山座りをし、

泣いて、イライラして、自分をせめて。

 

 

「早く寝てくれる？」

「起きてられると困るんだけど」

 

 

畳み掛けるように

ひどいセリフも浴びせられました。

 

 

 

自分から夫にぴたっとくっつきました。

イライラされてるのはわかってました。

 

 

それでも人肌に触れていたかったこと。

1ヶ月前のことですけど、

未だに鮮明に覚えています。

 

 

 

 

あ、抱きしめてあげようかな。

 

 

ふと、そんな気持ちがわきあがってきました。

 

 

 

 

 

「もし嫌じゃなければ、

ギューしてあげるよ」

 

 

「落ち着くかも・・・しれない」

 

 

あの時の辛さを知ってるから、

夫もやり場のない気持ちを抱えてるから、

（精神の病かもしれないけれど）

優しくしようと思えました。

 

 

 

夫は自分から

寄ってきました。

 

 

 

思いっきりギューしてあげました。

背中をポンポンたたき、

頭もなでなで。

 

 

 

 

「不倫相手のところ、行きたい気持ちと行きたくない気持ち、半々なのかな？」

 

「あっちにバレるのが怖いのもあるし」

 

「私や子供に対する罪悪感もあるかもしれない」

 

「パパは、子供が私の味方だって思ってるでしょ？」

 

「今日の対応観て違うって思わなかった？」

 

「『干渉するな』って私に言って、パパを気遣ってた」

 

「あくまであの子は中立の立場」

 

「子は鎹ってパパに伝えた時、正直ピンときてなかったと思うんだけど」

 

「今日感じ取れたんじゃないかなあ」

 

「父の日は、『ごはんを作ってあげる』って言ってたんだよ」

 

「あの子は、ものを買って相手を喜ばせるんじゃなくて、自分が作ってあげたかったんだよ」

 

「私がいわせてるんじゃないからね」

 

 

 

ボソボソと色々伝えました。

 

聞いてるかわかんないけど。

 

話が長いっていわれるので

 

イライラしてたかもしれないけれど。

 

 

 

 

けれど、

 

うちの中では

夫はあくまでもお父さんであり、

チームの一員なんです。

 

尊敬にも値しないような

グズっぷりです。

 

仕方ない。

それもまた運命。

 

 

不倫相手に

「かっこいいー！たよれるー！」

といわれることでなんとか自分を保とうとしているのも

わかります。

 

 

 

イボさん、非常に気の毒です。

 

 

 

こんなやり取りがあったのを

知ったら、イボさんは

どう思うのかな。

 

 

 

不倫脳で暴れ、

子供と奥さんになだめられ、

マッサージとギューで

なんとか寝付けた夫。

 

 

「23日、待ってるからね」

「子供と二人で待ってるからね」

 

「背後霊でついてくから（笑）」

 

 

 

 

 

 

 

「俺は精神病じゃない」

 

と言うけれど

明らかに情緒不安定でおかしい夫。

 

もう、乗りかかった船なんです。

チームなんですね。

 

 

 

 

 

 

「産んでない息子だよ、まったく」

 

「でも、息子だから、見捨てない」

 

「どんなに世の中がパパのこと責めたって」

 

「私と子供はパパの一番の理解者だからさあ」

 

「23日、二人で待ってるよ」

 

 

 

そう伝えました。

 

 

夫は安心したのか、4時ごろには

いびきをかきだして寝ました。

 

 

私は夫が完全に寝たのをみたあと

4時半頃寝ました。

 

 

 

不倫をする人ってドSなのかと

思ってましたが、

意外とドMなのかもしれないですね。

 

 

 

自分を痛めつけて

なんになる？って話です。

したことない人間からすると。