とりあえず大阪2日間で解決だ！

皆さん、こんにちは＾＾
不幸ぐせ解消家の神田裕子です。

 

人生でなぜか繰り返してしまう
嫌な行動をやめるお手伝いをしています。
大丈夫。きっとうまくいく！

 

最近はお勉強モードです＾＾

卒論研究と大学院の条件であるＴＯＥＩＣ、

さらにその他、読書や映画と見識を広めています♪

 

昨日は映画へ行きました。

『空海～美しき王妃の謎』

夢枕獏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を実写化した映画です。

 

真言密教の開祖空海を主人公に、

彼が遣唐使として中国に渡った時のお話に、

楊貴妃や玄宗の謎を加えて描かれています。

とはいえ、歴史ファンタジーミステリー映画なのでだいたいは創作です。

 

ただ、阿倍仲麻呂や楊貴妃、白楽天について

自分でも調べるきっかけをもらいました。

どこまでが架空の出来事で、

どれが事実なのか、を知りたいのです。

 

さて、映画自体は娯楽大作といった感じでしたので、

しっとりと人生や人間の内面を描くという

神田裕子好みの映画ではありませんでしたが、

発見は・・最後に流れた

主題歌！！！

 

「自分が心から信じる道を進め」

「他人に自らの道を決めさせること勿れ」

 

この歌詞にはドキッとしました。

というのも・・昨日読み終えた

奥田祥子著

『「女性活躍」に翻弄される人びと』

のあとがきにも、文学座杉村春子主演「女の一生」で

主人公が口にする有名なセリフとして

似た内容が書かれていたからです。

 

「誰が選んでくれたのでもない、

自分で選んで歩き出した道ですもの。

間違いと知ったら自分で間違いでないようにしなくちゃ」

 

実は私も、遠～い昔に

この役”けい”を演じたことがあるのです。

大好きなセリフです。

この奥田さんの本は、

「産め」

「働け」

「輝け」

という女性を縛り、男性を悩ませる

三重殺の言葉がキャッチコピー。

すごい！まさに！でした。

 

政府の方針と時代の流れによって

女性に専業主婦が求められた歴史がありました。

 

私の学生時代に言われていたのは

「勝ち組」ｖｓ「負け組」

 

女子大を出てすぐに玉の輿と呼ばれる

結婚をして専業主婦になった人たちと、

独身（”仕方なく”も含む）で、

バリバリのキャリアウーマンとなった人たちを

”分類”している言葉です。

 

このときは結婚したほうが「勝ち組」となりました。

 

アッシー（足となり学校や職場の送り迎えをする男子）

メッシー（ご飯をごちそうしてくれる男子）

と使い分けながらバブルを経験。

さらにバブル崩壊後も、その黄金時代に

夢を馳せながら生活する女性たち。

（そのうち「金妻」という不倫ブーム？も起こるのですが）

 

そんなふうに女性に家庭を守ることを要求しておきながら

不況になると今度は女性も外に出て働け、男女平等に・・という

政府の方向性に不満や戸惑いを持っている女性は

産業カウンセリングの現場でもけっこう見受けられます。

 

一方で女性の雇用や積極的昇進・昇給に

対応をどうして良いかわからない男性社員がいます。

 

時代の変遷とそれにまつわる課題が

リアルなインタビューに基づいて書かれています。

 

映画に出演していた火野正平や松坂慶子にも誘発されて

過去の記憶を手繰り寄せながら、六本木ヒルズのカフェで

しばらくぼ～っとしてしまいました（笑）

 

でもね、映画の主題歌も本の内容も

それぞれが自分の決めた道を

しっかり歩くことが大切だと伝えているように感じます。

 

もちろん自由には責任がついてきますが、

やってみてもしも挫折したなら、

原因とどこをどう軌道修正すると良いのかを考えて

次のステップに活かせばいい・・

 

今、私も何度目かの人生の岐路に立っています。

人生は「決める」ことの連続であり、

その責任は自分以外のなにものにも

押し付けることはできない。

 

それなら決断を楽しみながら

先を見据えることが大事だなあ～と思うのでした＾＾

 

あ、映画の話がどこかへ行っちゃった・・笑

 

 

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