個人主義の崩壊と不安定の勃興について
誰が不安定の責任を取るのか
皆さま こんにちは
キャリアアップ診療所の青柳沙耶です。
*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。
メルマガ→
ご登録はこちらから↓
*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。
今月のブログは
「集中力を高めるための習慣」
がテーマです
今日はこの本のご紹介
1,404円
Amazon
|
1937年、約80年前に発行された
本が今ベストセラーになっている
というのが興味深く、手に取りました。
日々の出来事に悩む
中学生の「コペル君」が
叔父さんに相談し、
その真っ直ぐな問いに
叔父さんも真摯な態度で
答えていくやりとり
若い方だけではなく、
中高年含む大人にも人気がある、
ということは
「どう生きるべきか」悩んでいる
人が多いという事ですね。
1937年(昭和12年)とい
ば
日中戦争が始まった年、
その後太平洋戦争が始まる頃
ですから
先行き不安なんてものではない
不安定な時代
そして今
高度成長期が終わり
終身雇用も年功序列も
過去のものとなり、
いい大学を出て
いい企業に入れば安泰、
ではなくなった
ただ何となく
「つぶしが利くから」という理由で
大学の学部を選んだり
企業を選んでも
どうやって生きていくのか
わからなくなっている若い世代
そして
世界でもトップを走る
「高齢少子化」が加速して
労働者人口が減っている日本で
人生100年時代、
そんなに生きたくなくても
生きちゃうかもしれない
70歳定年案も出ていきている今、
一体いつまで働けばいいのか…
年金だけではきっと暮らせない
「施設」もきっと足りなくなる
いったい老後どうやって暮らすのか
と不安材料しかないように
見える中高年
この本が「今」売れる理由が
何となくわかる気がします。
本に登場する
「おじさんのNOTE」
「コペル君の叔父さんが
コペル君に宛てた手紙を
ノートに書き留めたもの」には
真実の経験について
人間の結びつきについて
偉大な人間とはどんな人か
人間の悩みと過ちと偉大さとについて
など
なかなか深い話題に触れていて、
分かり易いように噛み砕いた
文章には、
お父さんを亡くしたコペル君に
対する叔父さんの愛情が溢れています。
「いろいろな経験を積みながら
いつでも自分の本心の声を
聞こうと努めなさい」
この本を読みながら
今の時代には
こういう「叔父さん」にあたる
身近で、
対面など気にせず
何でも相談できて、
温かく見守ってくれる大人が
少なくなっているのではないか
と思いました。
親だと近すぎて
こういう話をしても
なかなか真正面から受け止める
ことが難しい
会社の先輩や上司などには
自分をさらけ出すのに抵抗がある
こういうメンターにあたる
存在が大人になっても
必要ですね。
この本にはもちろん
「どう生きるか」の答えが
あるわけではなく
「コペル君」が中学校で
経験するあれこれを通して
少しずつ成長していき
自分の想いにしっかり耳を
傾けて、ノートに書き留めるように
なる姿に、
「私達はどう生きるか」という問いが
ストレートに突き付けられます。
どうありたいのか
どういう人間
になりたいのか
逃げないでしっかりと
自分を見つめたいですね。
♪ :;: ♪ :;: ♪今日はこの曲と共に♪ :;: ♪ :;: ♪
頑張っているあなたを今日も応援しています
************************************
ライフキャリアについてもっと知りたい方はこちら
→
ご登録はこちらから↓
************************************
キャリアアップ診療所
青柳 沙耶
✉
お気軽にメール下さい
不安定 関連ツイート
親しくない人には気を遣い
物を捨てられない人
親しい人には雑
趣味が一緒だとすぐに意気投合
一人の時間は意地でもつくる
スルーしてそうで実は気にしてる
好きなことに注ぐ集中力は凄い
情に弱い方 優しい人 純粋な人
感受性が…
どうしよう彼氏に会いたい♡